奈良市の腰部の専門リハビリのあすか鍼灸整骨院、
ジュニア競技専門の体幹、動作トレーニング専門の
asukaジュニアトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
1月も中盤です。早いです。
奈良では来週の土曜日には山焼きです。
高校バレー、サッカーの大会も終わり、すこしづつ
新チームでの活動が増えていっています。
この時期の冬期トレーニングは春からの大会に向けて大切な時期ですね。
冬行ってきた成果は春か夏にかけて活きてくると思います。
しっかりと冬期トレーニングを行いましょう。
本日の投稿は
サッカーでのディフェンス能力をあげるには内側の足から踏んで止まる練習を。
サッカーでのディフェンス能力をあげる方法を本日はご紹介したいと思います。
サッカーでのディフェンスで重要になるのは、まず止まる動作です。
相手のスピードの緩急やスタップワークに対応するには、デイフェンスする側が
そのスピードに対応出来ないとディフェンスを行うことは出来ません。
スピードは攻撃する側が優先である為、ディフェンス側はスピードに対応するには、
止まる動作が的確に行われることが必要です。止まる身体の使い方をまず覚えてほしいと
思います。これには手順があります。
止まる動作では自分が止まる方向の反対側に体重を一旦載せて止まらないと
止まり切ることが出来ません。
速いスピード対応になれば更にその重要性は明らかになります。
①止まる前の段階
写真①では止まる一つ手前の動作です。
まず、進行方向は左側にあります。ですので右足から踏み込み、その後左足が
地面につくことになります。この状態で止まると体重は最初進行方向と逆方向に
ある為に、体重が進行方向に流れることがありません。
進行方向に流れると次の切り返し動作がある場合対応することは出来ません。
攻撃能力の高い選手はこの切り返しを一瞬の間に何回も行う為に、
ディフェンスする側は対応不可能になります。
この対応を可能にするには自分が向かおうとしている反対方向の
足からパワーポジションに入ることがディフェンスの動作手順となります。
内側を意識するには爪先を空中であげる意識が必要です。
ディフェンスで止まる際に、空中で爪先を挙げて止まる動作に入ると
地面に母指球がフィットしやすくなります。止まる際に、体重バランスは一旦踵の方に
移動しますが、足裏全てが接地した時には母指球に加重出来るようにする必要があります。
ですから、爪先が空中で下を向いていると足裏全てが接地した際には体重は爪先の前方にあり、
身体が前のめりになる可能性があります。
この前のめりでは次の移動に対応することが出来ません。
体重のバランスがディフェンスの時の鍵になります。
その為足の爪先を空中では挙げて、進行方向の反対側から地面に
着地することが必要になります。爪先をあげることで、足の真ん中から少し後方で
接地し初めて次に足裏がつくことになります。これが正しい着地手順になります。
爪先での着地で行う選手が以外と少なくありません。これでは次の動作の体重移動に
時間がかかり結果ディフェンスする前に抜かれるかパスを出されることになりかねません。
ディフェンスでいくらアジリティと言われるラダーやミニハードルで練習しても
この動作手順が出来ていないとディフェンスではあまりうまくならないかも
しれません。素早く動くにはきちんと止まることが更に大切になります。
自分のスピードをコントロールする力が必要になります。
ディフェンスはあくまでも、攻撃側の動きに対応していかなければなりません。
ある程度相手の動きを読むことも出来ますが、完全に読むことは難しく、その場合
相手のスピードをいかに防ぐかにあります。相手にきちんとマークして
ついていくには、進行方向の逆側で止まる、そして爪先をあげて接地していつでも
体重が同じ母指球付近にあることが求められます。
この意識をまずは持つ事が基本的なディフェンスの要素の一つとなります。
ディフェンスの向上はサッカーでは非常に重要です。
守りから攻撃へのターンオーバーが多くあるチームは
戦い方としても有利な条件が多く重なります。
ディフェンスの強いチームは、今のサッカーでは
非常に重要です。守りが強いことで攻めに転じることが出来ます。
守りが弱いと点の取り合いや最後の最後で争うゲームでは厳しいと思われます。
是非、ディフェンス能力を高める身体の使い方を覚えてサッカーでの
競技力を向上させまましょう。
サッカーのディフェンスでの競技力向上やディフェンスの身体の使い方で
お悩みの親御様、選手の方、気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shikyu@lapis.plala.or.jp
asukaジュニアトレーニングクラブ
奈良市大豆山町5
0742-22-0120
トレーナー野島