中学生野球のピッチャーの腰の痛みは、投球時のつま先の向きで解消出来ます。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

ゴールデンウィークが始まりましたが、

当クラブは4月30日、5月3,4,5日の祝日も

午前中は営業しております。

 

自分の好きなことで結果を出すには

忍耐が必要です。忍耐は耐えることではなく

やり遂げることだと、故・衣笠祥雄さんはお話しされていました。

本当にいい言葉ですね。

耐えるのではなく、やり遂げる気持ちだと。

 

スポーツは楽しくあるべきです。

その楽しさはやり遂げることで生まれると

思います。


 

今日の投稿テーマは

中学生の野球の投手の腰の痛みを改善するには。

 

中学生では野球の投手で腰を痛める選手は少なくありません。

硬式でも軟式でも投手は連投や100球を超える試合も

まれではありません。

この投手の場合、通常の野手以上に投球数が多い為

投球動作が腰だよりになると腰を構成している筋肉、関節を

痛めることになります。

特に速球を求める投手ではボールを話すリリースの時に、

速い回旋を身体にかけようとします。

この回旋こそが腰を痛める原因になります。

腰は回旋するには不向きがな関節です。

しかし、投球時には踏み込んだ足を軸に上半身を

回旋する必要があります。

この時につま先がキャッチャー方向に向いているかが

重要です、(右投げの場合です)3塁側にあまりつま先が向いていると股関節が回旋できないので

その代償運動として腰が回旋することになります。

これが腰を痛めることになります。

 


 

つま先の向きで股関節の動きが制限されないのが重要です。

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写真①の左足をみてください。

つま先がリリース時にキャッチャー方向を向いているのがわかります。

つま先は3塁側に向いていると最後の投球時に必ず投球方向の

キャッチャー側に身体を向ける動作が必要になります。

 

しかし、つま先が3塁方向に向いているとつま先と連動して股関節の動きも

その時点で制限がかかり回旋することは出来ません。

その回旋を求めるとどうしても、腰で回旋することになります。

この際に腰に剪断する力がかかります。

これは、自分の身体は回旋しますが股関節がロックがかかっている状態なので

反対方向に力は作用します。

これが腰に常にかかると腰を痛め、腰椎ヘルニアや腰椎分離症に

移行することもあります。

 


 

つま先の位置を常に確認して、股関節のを使い投球することが重要

 

投手はマウンドというと一種特殊な部分で投げます。

マウンドは傾斜がついている為に、投球時にかかる負担は大きくなります。

これをつま先をキャッチャー方向に向けて投げることで股関節の回旋の

制限を抑えることが出来、リリースの最後まで股関節の回旋を使うことが

可能になります。

 

股関節は回旋することに優れて関節です。

この股関節を軸に胸椎という胸の関節を使うことで

投球は行われます。

中学生はまだ、身体が出来上がっていない段階です。

ですので投げ方が腰を使い捻る動作を繰り返すことで

腰の痛みを増すことになります。

又、速球を求める投手にとっては更に身体の回旋する力が必要になります。

ですので、投手で腰を痛めないようにするには、

つま先をキャッチャー方向に向けることが重要になります。

是非、中学生の投手で腰に違和感や痛みはある場合は

投げ方を一度見直しましょう。

つま先がもしかしたら3塁方向に向いている可能性はあります。(右投げの場合です)

※左投げでは右足のつま先が逆に1塁方向に向いる可能性があります。

 

つま先の方向を意識することは投球での腰の痛みを

予防することにもなりますし、投球でのコントーロールが安定する

事にも繋がります。

 


中学生の投手での腰の違和感や痛みで

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0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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