奈良市のあすか鍼灸整骨院、
スポーツ障害リハビリ、一般の怪我、病気からの
運動リハビリ専門のasukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
当クラブは奈良県では初の
マンツーマンでのリハビリ専門施設と
なっております。
スポーツ障害からの復帰、
一般の生活への復帰など
骨折、術後のリハビリを各分野の専門トレーナーによる
リハビリ専門施設です。
怪我や術後等はリハビリを行うことで
その後の競技や日常生活でのパフォーマンスは
大きく変わります、又その後の後遺症や怪我のリスクを
大きく減少することになります。
どんなリハビリでも当クラブでは行っております。
興味のある方や、どんなことを行うのか、お気軽に
お問い合わせください。専門トレーナーからお話させて
頂きます。
今日の投稿は昨日に続き
新体操での腰痛予防におけるコア(体幹力)の重要性
新体操では競技の特性上、股関節、腰部、背部の伸展(反る)動作が
非常に多く、昨日も投稿しましたが、腰部を強く伸展することで
腰椎の特性上、骨同志の間隔が狭くなり椎間板を挟むことにも
なり腰椎の障害になることが少なくありません。
この状態を回避するには股関節と胸椎部分を伸展することになるのですが、
この伸展する際に重要なのは、コアを安定させることです。
固めるのではなく、安定させてあげることが重要です。
その安定には体幹力をつけることが必要に。
体幹力には、呼吸筋強化と背筋、殿筋強化が重要です
腰椎を守るにはお腹のインナーマッスルと言われる筋が
重要です。
この筋は呼吸筋とも言われ呼吸を行うことと、姿勢を維持する為に
活動しています。
また、背筋群も姿勢を維持するのに大きな要因です。
姿勢を維持するには腹筋群と思われがちですが
背筋は非常に大きな筋で背中から臀部にまで伸びている筋肉です。
この3つの筋肉の共通することは姿勢を維持する姿勢維持筋の
活動が大きな働きだということです。
姿勢維持することが競技においても重要に。
特に、新体操のように身体の柔軟性を求められる競技では
柔軟性があれば大丈夫と思いがちですが、この柔軟性にのみ
頼ることは小学生高学年~中学生にかけて身体の成長に伴い
骨が出来上がり今までのように腰部を伸展することが出来なくなります。
しかし、これを競技している子供さんはわかりません。これが
無理をすることに繋がるのです。
当クラブでも新体操の選手が
腰部を傷める選手が訪れています。
その際に動作テストを行うとコア(体幹力)は低下し、
腰のみで伸展する傾向が強く感じます。
この体幹力を強化することで胸部が伸展しやすくなり、
臀部で上半身下半身を支えることが可能になります。
①②
③④
上記の写真①~④は背部の筋を強化する練習です。
肩甲骨を寄せで臀部方向にさげる練習をします①~③
そうすることで写真④のようにあ胸椎を伸展しても
腰部を過度に伸展することはなくなります。
また、この際には臀部を強く意識することも重要です。
臀部の力が抜けることで腰椎の伸展しようとする力が増大する
ことになります。
この体幹力でもっとも肝心なのは、呼吸筋を強化することです。
この呼吸筋は臀部、背部を更なる活性化する源となります。
しかし、呼吸筋を強化するには、自分だけで行うのは難しく、
トレーナーの指導のもとで行うことをお薦めします。
(※呼吸筋は感覚的に普段から常に活動している為に更に意識
するには時間がかかります)
しかし、この呼吸筋は
非常に多くの事を行う多機能筋でもあります。
心肺機能の強化、姿勢維持、体幹力への原動力などに繋がります。
新体操では腰部を伸展する動作が多いために
腰部を傷めやすい競技特性があります。
また股関節を強く伸展することで股関節の痛みも
伴います。ですので、体幹力を強化することは
自分の身体を守ることと強化することになり、
今以上のパフォーマンスを向上することと、怪我の予防にも繋がります。
是非、体幹力を強化しましょう。
呼吸筋につきましては又、何回かに分けて説明していきたいと
思います。
新体操の競技力向上、お子様の腰痛でお悩みの
親御様気軽にお問い合わせください。
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asukaジュニアトレーニングクラブ
トレーナー野島竜一
0742-22-0120