奈良市のあすか鍼灸整骨院、
asukaトレーニングクラブの
トレーナーの野島竜一です。
当クラブでは、
土曜日に月3回ジュニアトレ塾を
開催しております。
少人数制で小学生、中学生をクラスにわけて
レッスンを行っております。
京都府木津川市州見台で開催しております。
運動神経、競技力、体育の向上などを
目的に行っております。
子供さんの運動神経は才能ではなく、
どのような学習をするかで決まると
言われています。
是非、気軽に体験してみてください。
ジュニアトレ塾KIZUGAWA
代表 野島竜一
0742-22-0120
090-7880-0120
今日の投稿テーマは
野球における腰痛予防と競技力向上についてです。
ピッチングやバッティングは腰では行わないのです。
投球やバッティングで腰痛になる
野球選手は少なくありません。
これはジュニア期の指導にもよるのですが、
投げる動作や打つ動作に腰は使いません。
厳密にいうと腰では回旋することは構造上
難しいのです。腰椎は回旋する角度が少なく
回旋には不向きな関節といえます。ですので、
腰で回旋することは現実的には腰の周辺の筋肉で
無理やり回すことになります。
これが野球選手における腰痛の原因となります。
また、これを長期間続けることで
腰椎ヘルニア、腰椎分離症に移行することに
なりかねません。
胸椎と股関節の可動範囲を高めることから
腰痛を予防するにはまず、身体の動きから
見直す必要があります。腰椎を回旋することは
先程も記載しました通り、現実的ではありません。
ではどの部分を回旋するのか、
胸椎と股関節部分です。
この上記の2枚の写真
左が胸椎回旋、右が股関節回旋の動作です。
野球の投球なバッティングで使う関節も
この部分での回旋が必要になってきます。
しかし、この関節を回旋する際に、強い回旋には
体幹部分の強度がないと身体を回旋することに
耐えれなくなり、
身体を回旋することも不完全になり、先ほどにも
記載しましたが、腰椎で代償(カバー)する動きに
なりかねません。
体幹を強化するには野球の動作をイメージしましょう
当クラブでも行っていますが、
体幹を強化する際にもっとも重要なのは
その動きのメニューが野球の投球等のどの部分に
直結しているかという感覚が重要です。
ただ、ポージングを行うトレーニングでは
その動きさえできればいいと思いがちになります。
それはトレーニングの為のトレーニングになってしまいます。
ですのでイメージが出来るメニュー構成が重要です。
上記の写真のトレーニングは胸椎を回旋する動きの
メニューです。これを行うことでまず、肩の安定を
保つ筋や関節の強化がはかれます。
また、胸椎を回旋しつづけながら動きを行うことで
投球やバッティングで胸椎部分の回旋の可動範囲を
高めることになります。
このような動作を連動して組み合わせ最終的には
投球やバッティング動作に近づけます。
体幹部分を実際の競技をイメージしながら
行うことが競技での動作を習得することになります。
このことが腰椎の痛みを軽減し、または無くすことになります。
きちんとした可動範囲を習得し、動作を習得し、
体幹部分が強くなれば競技力は自然に向上していきます。
競技力向上と怪我の予防はつながっているのです。
しかし、逆もまた”腰痛=競技力の停滞”にもなり得ます。
是非、競技をイメージした体幹トレーニング強化を
お薦めします。
野球、ソフトボールでの
腰痛からの復帰や
競技向上でお悩みの親御様、
気軽にお問い合わせください
asaka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
野球肘を予防するにはスタティックストレッチだけでなく、関節可動域を向上させましょう!
上記の過去のブログも参考にしてください。
トレーナー野島竜一