奈良市のあすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
昨日で正倉院展も終わり、奈良の行事も
12月の奈良マラソンとおん祭りになってきました。
少しづつ今年も年の瀬が近づいています。
今日の投稿テーマは
ジュニア期の競技向上シリーズです。
今日は特に要望の多い、スタート時のスピード向上に
ついてです。
走る際の腕の振りの支点は肩関節です。
走る際にジュニア期の子供さんで多いのが肘が
支点になって振っておられるということです。
肘の曲げ伸ばしで走っている選手が少なくありません。
肘を支点にした走りでは胸椎の回旋や肩甲骨の動きが
少なく股関節との連動を行うことは難しくなります。
この2枚のトレーナーの写真では
向かって左側は肘が支点となっているため肩関節の
動きはほとんど見られません。
しかし、右側の写真では肘の関節はほとんど動かさず
肩を支点として動かしています。
その後ジャンプをした時の写真です。
向かって左側は肩と股関節が連動出来ていない為
膝が曲がっています。つま先も下方を向き身体も
やや前のめりになっています。
しかし、右側の写真ではしっかりと肩、股関節が連動できた為
膝が完全に伸び、つま先を上方を向いています。
このように上半身の腕の振りを少し変えるだけで
ジャンプの能力にも変化があります。
走る際にも同じことが適用できます。
競技ではスタートダッシュできるかは大きな
要素です!
競技においてスタートのスピードは非常に重要です。
競技にもよりますが、そのスタートでほとんど決まる
競技もあります。
サッカー、野球、ラグビー、テニスなどは最初の
数メートルが速いことはプレー自体を大きく
左右することななります。
ではそうすればスタートを速くできるのしょうか。
それは、動く時の支点を肩~胸椎で動かす。
それをいかに速いスピ―ドで行えるかです。
↑の写真も非常に肩を支点として走っています。
後は、この肩を支点としてた動きのスピードを
向上することがスタートの速さに結びついていきいます。
足の運びかたばかり目がいく所ですが、実際は
上半身と下半身は連動しています。
是非、肩を支点とした腕の振りを行ってみましょう。
スタートのスピードが変わってくると思います。
もっとスタートダッシュを速くされたい、
走るスピードが最近速くならないなどでお悩みの親御さま
気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
0742-22-0120
asukaトレーニングクラブ
トレーナー 野島