奈良市 ジュニアアスリート専門ジム/フィギュアスケートでダブルアクセルを跳ぶ最新のトレーニング方法!

奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

 

今日はフィギュアスケートのダブルアクセルについてです!!

ダブルアクセルを跳ぶ選手は小学生でかなりの人数の選手がいます。

これはトレーニングでの理論が確立してきており、正しい跳び方で行うことで

多くの小学生がダブルアクセルを成功させています。

当クラブでもほぼ全員の選手がアクセルジャンプを跳ぶようになっています。

 

このアクセルジャンプでは大きなポイントがあります。

①跳ぶ際のブレーキ動作

②上半身の使い方、特に肘の部分

③左脚の抜き脚

④右脚の使い方

この4つのポイントが成功することでダブルアクセルを成功することになります。

ジャンプを成功するには、段階を追って練習する必要があります。

 

特に、アクセルジャンプでは、正しい身体の使い方が必須になります。

この使い方を間違うと、素質だけで跳ぶジャンプになります。それは

たまたま跳べても成功率が低いジャンプの為、試合で使うのはとても難しいと思えます。

まず

跳ぶときにはブレーキ動作が必要になります。スケーティングがらジャンプに向かうには

まず止まる動作をしっかりおこないましょう。

 

①とまるトレーニング

止まるときに重要になるのは膝の角度。この膝の角度が90度以上になると実際には

股関節でブレーキをかけることが出来ません、これは股関節ではなく膝でブレーキをかけることになります。

しかし、膝には体重や負荷を吸収する能力がないため、実際にはブレーキをかけきれずに跳ぶことになります。

これでは地面の反力をもらって跳ぶことが出来なくなります。

 

その為写真①のようなしっかりと止まって地面反力をもらい跳ぶことがまずは重要になります。

次に上半身です、アクセルジャンプを跳ぶ時に両腕を大きく振ることが出来ます。

この振る時に腕で振るというよりも肘を起点に跳ぶことが大切になります。

 

膝が下がった状態で跳ぶとどうしても自分の重心位置が低くなりなかなか跳ぶことが出来ません。

この跳ぶという動作を正確に行うには肘の位置がとても大きく影響します。

写真①でも肘を上方にあげているのがわかると思います。この肘を高くあげてから跳ぶことでより

重心位置を高いまま跳ぶことになるのです。

 

②左脚はドーナツスピーンをイメージ

次にジャンプ動作に入り、回転をしているときに、左脚の使い方がとても大切になります。

左脚をクロス気味に組むとどうしても左の踵が最後氷上につきそうになり、その為それを回避しようとすると

姿勢が崩れることが多いのです。

写真②のようにドーナツスピーンのイメージで左脚をあげることができればこの左脚を後方に抜く際に

氷上とスペースが出る為スムーズに左を後方に引くことが出来ます。

 

最後に右脚です。この右脚を出来るだけ氷上に対して真っすぐに向けることが必要です。

よくあるのが、股関節や膝が曲がった状態で着氷に入ると、着氷の時に身体を吸収することが低い位置になる為、

左脚が氷上につく可能性が高くなるのです。

その為、出来るだけ右脚をまっすぐにした状態で着氷に入りましょう。

 

この4つのポイント

①ブレーキ

②肘の使い方

③左脚の使い方

④右脚の伸展

 

この4つをしっかりトレーニングすることでダブルアクセルは跳べるようになります。

 

是非、練習してみましょう。

トレーナー兼コーチ野島

フィギュアスケート

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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