
木津川市・奈良市でジュニアトレーニング&タグラグビー教室をおこなっている
トレ塾KIZUGAWA(asukaラグビースクール)。
当教室は小学生3年生~中学3年生までを対象に行う運動教室です。
最近は中学でも部活が減少し今後中学の部活は地域のクラブチームにどんどん以降することが現実味を
あびています。
しかし、なかなか地域の中で行うクラブではサッカー、野球といった専門競技に特化している為
少し運動をする程度のイメージではなかなか続かないのが現状です。
総合的に運動を行うにはそれに適応できる地域でのスポーツ教室が必要になると思います。
当教室では地域での運動を通じて様々な競技に適応できるような体制で練習をおこなっております。
現在は土曜日の15時~17時30分、日曜日は9時~12時までを月8回程度おこなっております。
小学生~中学生までが混ざっていますが縦割りのチームですのでみんな仲良くわいわいして
練習をしています。
特に少人数制を当初から採用しているため現在も10名~15名までを定員としておこなっております。
では具体的どのような運動を行うのか。
小学生ではまず前回でも投稿しましたが、股関節の動き、胸椎の動きがとても大切です。
しかし、そこをコントロールする体幹の強化は行うことがポイントになります。
①パワーポジョション
写真①のパワーポジションとよばれる動作をまずは正確に出来ることが必要になります。
パワーポジョション、言葉通り一番パワーを発揮できる姿勢になります。
このポジションを正確に行うには、足裏で3点支持(母指球、小指球、踵)、股関節のヒンジ動作、
胸椎は伸展といった体制を瞬時につくることで、地面をより速く押して移動することが出来るのです。
野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、ラグビー、ほとんどに競技で必要になる
姿勢になります。この姿勢をつくるのに時間がかかる、もともとこの姿勢が作れないと
速く移動することは現実的に難しいのです。
②ランジ動作
次に写真②のランジ動作です。このランジと言われるメニューでは脚が前後にあり、
地面にブレーキをかける方とアクセルを出す方の脚が交互に行われるメニューになります。
この動作では脚を前方に移動するときに、踵が臀部の下方を通過して自分の身体も前に移動させないと
身体がぐらぐらして、安定しません。特に多いのは小学生では膝が内側に入りつま先が外をむく
二―インと呼ばれる動作です。この動作を頻繁におこなっていると走る時に必ずつま先が大きく外側を向く為
地面を正しい位置で押すことが出来ません。
その為このランジ動作で移動する時にエラーが出て着地する前脚の膝がぐらぐらする現象がおきます。
この動作が出ていると速く走れないのと膝、足首の捻挫を引き起こす要因となります。
⓷ヒップロック
最後にヒップロックと言われるメニューになります。このメニューでは片手と片足の同側で地面と天井を押すイメージです。
このとき浮いている脚側の股関節をしっかりと引き上げることが大切になります。
あくまでも骨盤の高さが落ちないように(足をあげている方が)骨盤が下がると軸脚の方の股関節が不安定になり
地面を垂直方向に押すことが出来ません。
このヒップロックが出来ることで地面を真っすぐに押すことが出来速く動くことの最短ともいえる動作練習です。
当教室ではこのような世界的な様々なクラブチームが行う練習を導入しております。
ただなんとなく動くのではなくいかに競技で使える動作を覚えるか。
それを毎回練習で1時間程度おこないます。今日ご紹介しているのは一部になります。
しっかりと正確に動ける動作を覚えることでより強度の高いスポーツに対応できるように
身体づくりをおこなっております。
次回は速く走る為に行う練習方法についてです。
コーチ兼トレーナー
体験会3月16日、23日上狛小学校グラウンド