奈良市パーソナルトレーニングジム、ボデイメイキングスタジオのasukaトレーニングクラブ。
今日は下腹ポッコリを解消するトレーニングについて。
年々下腹がポッコリしてきます。若い時はそうではなかったのに。年々下腹が気になる。
そんなご相談を受けることが少なくありません。今日はその下腹ポッコリを改善するトレーニングについて
私棚橋がお届けします。
下腹が出てくる原因がいくつかあります、
①腹筋力の全体的な低下
②姿勢維持筋の低下
⓷食べすぎによる脂肪の増加
この3つがほとんどです。
その為、歳を重ねるとどうしても①②の症状があります。
特に②です。姿勢を維持する筋は基本呼吸筋になり、また背筋などの深部筋なども
影響するのですが、この姿勢維持する筋が低下するとどうしても猫背や腰が反るなどの
姿勢のアライメントが崩れる傾向になります。
姿勢が大きく崩れて毎日生活すると姿勢をつかさどる筋がどんどん低下し、姿勢を保つことが
難しくなります。
しかし、この姿勢を維持する筋が低下することでお腹の深部筋、背筋の深部筋の能力が低下すると
姿勢の維持が出来ない為、運動能力自体も大きく低下します。
例えば、買い物にいくがすぐに疲れる、歩いても長時間あるけない。
このような状態がつづくことで、基礎代謝が低下するとともに、下腹部にある腹筋が低下し身体の脂肪などが重力より
下方に移動します。また下腹部は肋骨が無いため脂肪が一番つきやすい部分。このようなことが
重なり下腹がどんどん膨らむことになるのです。
では、もう改善することは出来ないのか。そうではありません。姿勢を維持する筋をトレーニングすることで
誰でも下腹ポッコリを改善することができるのです。
①股関節のヒンジと背筋のトレーニング
写真①はよくトレーニングでも行うメニューです。このとレーニングでは骨盤を高く挙上して
手でマットを押さえ背筋と肩の関節を安定させるトレーニング。
この骨盤を高くあげるにはお腹の力が必要になります。また自分の身体を支えるための背筋が正しく作動することで
地面を強くおして姿勢を安定させることに繋がります。
このように姿勢を維持する腹部、背部を連動しているトレーニングになります。
②北本トレーナーによる背筋トレーニング
次に胸椎を伸展するトレーニングになります。このトレーニングでは胸椎を伸展しながら
背筋を強化するトレーニング。みぞおち部分から上を伸展し僧帽筋中部、下部を強化するトレーニングになります。
⓷野島トレーナーによりサイドキックでの腹部と背筋のトレーニング
写真⓷では片手で地面を支え横向きになります。そこから足を前方にキックする形で
脚をあげていきます。この時腹部の腸腰筋、骨盤底筋を意識して脚をもちあげ下腹部を狙います。
また手で地面をつくことでより肩、背部の筋を強化していきます。
このような腹部と背部を連動するトレーニングは沢山あります。
姿勢を維持するには腹部、背部を両方バランスよく強化することが大切です。
柔軟性だけでは、いずれ腰や膝の痛みに悩むことがあります。その為にただ柔軟性を求めるのではなく
そこに+で筋力をつける必要があります。しかし、その筋力は深層筋と言われる
腹部の深層筋、背部の深層筋がとても大切です。
私も週3回は自分でトレーニングを行ないますが、腹部を直接的にトレーニングを行なうというよりは
腹部と背部を連動するトレーニングを普段からおこなっています。
シットアップのような腹部だけを鍛えるのは姿勢が崩れやすくバランスが悪くなりやすいのです。
出来るだけ姿勢を維持するには背部・腹部を連動して使えるようになるとより
脊椎が強くなり腹部を強化することになります。
是非、ポッコリお腹解消に腹部、背部をバランスよく強化していけるトレーニングで
姿勢を綺麗に維持することをお薦めします。
トレーナー ゆかり