奈良市ジュニアアスリート専門トレーニングジムのasukaトレーニングクラブです。
昨日はタグラグビーの試合でした。
みんな仲良く元気に試合に望んでいました。
久しぶりに来てくれた子供さんもみんなと仲良く元気にプレーしていました。
そういう雰囲気になってきました。
みんながすごしやすい環境でスポーツを行うことで、またタグラグビーが好きになってくれたらいいですね。
今日はフィギュアスケートのジャンプについてです。
最近は遠方からレッスン来られる方も多くなりました。
ジャンプについてはある一定の動きのルールがあります。そのルールが嚙み合わないとなかなか
上達するのに時間をかけることになります。
特にフィギュアスケートでは多くのジャンプの種類を跳ぶため、苦手なジャンプが多くなると
バッジテストを受けられなくなる可能性があります。
当クラブでは2級~7級の選手がレッスンに来られていますが、正しい動作スキルを覚えて頂く事で
確実に成長して頂いております。
まずジャンプの種類に対してはある程度の対策が必要です。
アクセル系のジャンプと後方に進んで跳ぶジャンプ、その中でも右脚がふみきりか、左脚がふみきりか。
ここによっても少し違います。
アクセルのジャンプではシングルアクセルはいいですが、ダブルアクセルになると様々な動きを
正しく使わないと5回跳んでも成功が1回程度になることも少なくありません。
これには様々動作のスキルがあるのです。
通常のバスケやバレーボールでのジャンプは高く跳びことが要求されますが
着地は基本両脚になります。回転や片足で着地することは基本的にはありません。
しかしフィギュアスケートではそこが大きく違ってくるのです。
ジャンプの際に回転を行う方向が基本時計の反対方向になります。そして着氷は片足それも
右脚になります。なぜ右脚で着地するかはジャンプを行う方向になります。
ジャンプが左側から回転するということは基本軸回転は右になります。
その為右脚で着氷しないと危険な着氷になるのです。
その為跳ぶときにアクセルでは右脚をあげて跳び始める為に右の軸ではなく
体重が左方向に移動すると回転が不安定になり着氷で大きくエラー動作が起きるのです。
後方からのジャンプでも同じことが言えます。
例えばトゥループでは左のつま先をついて跳びまずがこの時に大きく左脚に体重をのせると
身体が右軸では回旋しにくくなり着氷でミスを行う危険性があるのです。
それらを正しく理解して、アクセルでは、どの部分を意識して回旋するか、
トゥループやサルコウならどの部分の動作を意識するかを覚えることでより確率の高いジャンプを行うことが
可能になるのです。
ジャンプは高さも最低限必要ですが、それよりも着氷での正確性です。
回転速度があがってもぶれない軸をつくらないと、6級、7級になると回転速度があがることで
より軸を正しく跳ぶスキルを覚えないと回転しても着氷出来ないかもしれません。
軸回転を安定させるためにも陸トレでしっかりとイメージをつけて練習しましょう。
当クラブではフィギュアスケートでの専門のトレーニング指導をおこなっております。
コーチ兼トレーナー野島