奈良市 パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
今日はここ3年前くらいからパーソナルトレーナーになりたい方が増加しています。
様々な背景がありますが、特に学生からそのままパーソナルトレーナーになりたい、
または仕事をしていて30代、40代、50代からの転職やダブルワークでトレーナーになりたいという
方が増加しております。
トレーナーが10年以上前から比べると認知される職業になりトレーナーとして
様々な分野で活躍されている方の影響もあると思います。
しかし、トレーナーという仕事は大きく分類しますと
①スポーツ傷害や脳震盪等のケアなどを含めて指導するトレーナー
②ストレングスと言われる、スポーツ選手などのパフォーマンス向上の為のアドバイス指導を行うトレーナー
⓷一般の方を目的とした運動指導(筋トレなど)やストレッチなどの健康指導を行うトレーナー
大きくはこの3つに分類されます。
私は①~③までをすべておこなっていましたが、時代的に現在では全てを行うことを
指導する方も少なく、①~③のどれかに分類された内容を指導することになります。
特に現代では⓷を行う方が多く①~②は資格や直接スポーツの現場での経験がないと実際は
行なうことは簡単ではありません。その為①はとくに国家資格を有するトレーナーが多いのが現状です。(アメリカの国家資格も含めて)
トレーナーになるには専門学校で勉強する方が多いですが現状は③を行う方が90%になります。
①②を行なうには、現場で最低数年以上の経験がないとトレーナーとして活動していくのは難しいかもしれません。
特にスポーツ傷害、熱中症などの様々な対応は現場で実際に自分が判断してケアを行うことが出来ていないと
現場で突然判断することは難しいと思います。
では実際に①のトレーナーを目指す方はやはり専門性の高い専門学校や大学で最低限の
解剖、生理学などを含めて病理学など医療のことを勉強することが必要です。
又テーピングやスポーツ傷害の概論などを含めた勉強を行うことが必要になります。
②に関しては特に専門学校での勉強も必要ですがある程度は、オンラインなどの
資格を有することで、覚えることが出来ます。しかし、スポーツ選手などを実際現場で
指導するか、専門性の高いジムでスポーツ選手を指導して各競技の専門性や
指導計画を覚えることが必要です。
またストレングスではレジスタンストレーニングだけでなく、ラントレーニング、アジリティートレーニング
なども覚えて、実際の競技で必要な動作解析を行なえる能力が必要になります。
⓷に関しましたは特に専門学校に行く行かないは大きなアドバンテージにはならないと思います。
⓷には関しては、筋トレ全般の基礎的な知識と身体のメカニズムをきちんと学べる環境があれば
特に問題はないと思います。
ただ、最近多いのが経験無し、勉強もオンラインのみでパーソナルトレーナーで現場でレッスンを
行なう場合、やはりクライントの身体の状態や基礎的な解剖をしらないと実際にはレッスンでトレーナーが迷うことが多くなるかも
しれません。
最近では動画サイトなどで様々なトレーニングを見ることができるのですがあくまでも
これはある一部部分を投稿している為、基礎的な身体のことを知らないとトレーナーとしては
様々なクライントのトレーニングを進めていくことが難しい時期が来るかもしれません。
いずれにしろ、専門性の高い知識を覚えることは資格があるないではなく、どれだけ専門的な事を知ることで
よりクライント様へのトレーニングの提供する内容やアウトプットを行なうとき必要になると思います。
パーソナルトレーナーを目指されるかたは、まずは最低限の解剖的な知識や生理学的な知識を
覚えることは必要であると思います。
トレーナー兼コーチ野島