競技別傷害予防を考える 陸上編 予防と対策!

おはようございます。

奈良市で体幹トレーニング専門スタジオ・

スポーツ傷害専門整骨院のあすか鍼灸整骨院の

代表の野島竜一です。

 

今日の投稿はスポーツ傷害シリーズ

陸上の傷害予防です!!

私は長い間陸上選手のケガをみてきました。

一番多いのはやはり肉離れ・シンスプリント・腰痛が

多いです。

陸上と言っても長距離走・短距離走・投てきの種目に

よって傷害は少し違います。

しかし、肉離れは共通して多いのが現状です。

その中でも今日は

①ハムストリングスの肉離れの予防

ハムストリングスとは

image1-12

この大腿部の後面ですね。今はフレックスクッションでストレッチして

いますが。

この部分の肉離れがとても多いです。あの陸上のボルト選手も

このハムストの肉離れに頻繁になっていたそうです。

このハムストは短距離選手の場合スタートの際に身体を

前傾して股関節の臀部の筋肉を最大限いかして走ります。

その為ハムストに強力な力が加わり引き延ばされます。

ハムストは骨盤に付着しているため骨盤と連動して

動きます。ですからハムストに大きな力をかけるスタートから

大きな力がハムストにかかるわけです。

また、走り方として地面を蹴るような走り方をするとレッグカールのような

走り方の場合ハムストへの負担が多くなり肉離れの原因となります。

しかし、走る上ではスタートからゴールまでハムストの力発揮は

不可欠です。ではこれを予防するにはどうすればいいのか。

②ハムストの負担を減らすカラダづくりがもとめられます。

簡単に言えばハムストだけで走ったいる訳ではありません。

身体は上半身から下半身まで連動した筋肉群で走っています。

負担をハムストのみに頼るのではなく、カラダ全部の筋を総動員して

走ることが求めらます。その為には臀部やコア(体幹)をいかに

連動して走ることができるか。当然ハムストの強化を必要ですが

そういう他の筋肉も連動しているわけですから。その部分を

しっかりと強化することでハムストの肉離れは予防できます。

後はハムストのケアですね。当クラブでは筋膜リリースをする

ことでハムストの肉離れを大きく減少させています。

実際に定期的に筋膜リリースにより臀部・ハムの筋膜をリリースする

ことでハムストを常にベストなポジションにおいておくことが

できると思われます。

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こんな感じです↑

あとはは股関節をきちんと使うことですね。

③走ることはヒップヒンジの連続です。

この動作を習得せずに陸上をつづけると

足の下腿部に大きな負担を伴います。

とくに、ハードルやハイジャンプのように

大きな負担が足にかかる種目ではなおさらです。

股関節のヒップヒンジをきちんと覚えることで

股関節を効率よく使い走ったりジャンプすることができます。

dsc_0039

こんな感じです↑

きちんと予防する手段はあります。

肉離れや下腿部の痛みが伴うときは走り方にも

問題があるかもしれませんが、まずカラダの使い方を

見直しそれに対応できるトレーニングやケアが必要になると

思われます。

 

asuka-sports.com

あすか鍼灸整骨院・asukaトレーニングクラブ

からお届けしました。

ありがとうございました。

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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