奈良市 ジュニアトレーニングジムのasukaトレーニングクラブです。
今日は非常にご相談が多い、問い合わせが多いご質問についてです。
お子様の内また、がに股が気になる親御様がすくなくありません。
特に小学生高学年~中学生くらいになると顕著に股関節、膝の向きが気になると
言われています。
では、この内また、がに股になることで、身体へのどのような影響が行るか。
まず内またと言われる姿勢では膝が内側に入り、両方の膝の位置が近くなります。
これは走る動作や切り返し動作の競技を行う上では少し、膝への傷害を起こしやすい傾向にあります。
また、膝が内側に向くことで足首、股関節の可動に制限がでる可能性が高くなります。
また猫背になりやすく、腰の痛み、股関節の痛みにも注意が必要になります。
がに股でも基本的には同じ現象がおきます。がに股といっても股関節自体が外側を向いている訳ではない
場合が多く、つま先を外側に向いているのですが膝は内側に向いている場合がすくなくありません。
この場合でも膝、腰、足首などの傷害はすくなくありません。
では、なぜこのような現象がおきるのか。
これはまず一般的に足裏に押す感覚が減少しているかほとんど無い場合が多いのです。
地面を支えているのは足裏のみになります。この足裏の意識が小さいと地面からの反発がもらえなく
なり結果重量に負けて身体が歪んだ状態で支えていくことになります。
では、改善するトレーニングについてです。
まず、仰向けにて自分の股関節を曲げて膝から下は空中に浮かせます。
①股関節を曲げるトレーニング
写真①の状態でまずは体幹のコントロールする練習をします。
実際に内またなどの状態のお子様では、この体幹部分にコントロールが出来ない為
お腹、背中のインナーマッスルがうまく作動しなくなっています。この状態で横に揺れても
脚が地面についたりしないようにお腹と背中でコントロールします。
次に四つん這いの状態になります。
②③姿勢トレーニング
写真②③では背中は頭~臀部まで一直線上にあり、この体勢を維持するようにします。
その後、③のように前方に進んでいきます。
この時背中が丸くなる脚と手の動きは左右対称で同時に動きます。
うまく前方に進めない場合、やはり体幹部分のコントロールが出来ていないケースが想定されます。
このような体幹へのアプローチをイメージして動くことがとても大切になります。
④パワーポジション ⑤スプリットランジ
次に地面を体幹部分から押す練習を写真④⑤のように行います。
この時、重要になるのは、正しく地面を踏む為に裸足で行うことも
いいと思います。しっかりと地面を3点(母指球、小指球、踵部)で
押すことができると地面から反発をもらう為に、身体への重さはあまり感じません。
しかし、踏んでないと反発がもらえない為に、足が疲れたり、太もも前面に疲れが出たり
します。
この体幹から地面を押す感覚を習得することで、脚自体が地面を押すためには
股関節で押す、腰椎はフラットで。そして胸椎は伸展して行うようになります。
実際に多くのお子さまは体幹のコントロールと地面を押す感覚を掴むことで
内また、がに股の動作は軽減し、いづれほとんど気づかいない程度まで
改善することが出来ます。
体幹のコントロールを行うこと、そして足裏の感覚を
正常な感覚に戻す。そうすることで、内またやがに股を正常に位置に戻すことが出来ます。
多くは筋のバランスや身体の不自然な代償動作によるものです。
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