奈良市 ジュニアトレーニングジムのasukaジュニアアカデミー。
今日は先週から続きです。
サッカーでの競技力向上のスピードアップについて第3弾です。
サッカーでのスピードアップですが
今日は腕、上半身についてです。
上半身の使い方はとても重要です。
特に、上半身の使い方では、上半身をうまく使うことでよりサッカーでのスピードアップになります。
走るときに、どうしても上半身の使い方はとても大切です。
動きだす時には現実に脚よりも腕の方が速くスタートしていきます。
腕の振りを速くするには、腕というよりも胸椎の回旋能力が大切になります。
①②胸椎での回旋
サッカーは陸上とは少し違います。
その為、腕を縦に振るというよりも、胸椎で振り、水面を描くような動きを
行なうことでより回旋能力をあげることが出来ます。
写真①②では胸椎での回旋で腕を振る所です。この時に胸椎の意識を行う為にも
腕の力をあまりいれないようにすることが大切です。
特に親指側の力を強く入れると回旋の際に後方に腕を振る能力が落ちます。
これは腕を後方に引くには小指側の神経支配の筋をしっかりと使うことが大切です。
※ 小指側を速く振る意識が出来れば腕は速く振れます。
胸椎を動かし、回旋することでより速く進行方向に向かうことが出来ます。
速く走る為に、この胸椎の回旋能力をあげることが求められます。
その為、胸椎のトレーニングが欠かせません。
③④でんでん太鼓トレーニング
写真③④はでんでん太鼓のように、肩が自分の顎付近まで届くように回旋します。
その為、しっかりと回旋を行うことで肩が反対方向まで回旋しています。
しかし、これはあくまでも腕ではなく軸回旋で行ないます。身体の軸をしっかりと回す意識がないと
回旋を行うことが出来ません。特に腕で回そうとすると結果、身体がこの写真③④のように
回旋を行えなくなります。
腕、胸椎の回旋能力を速めることと可動域があがることで、よりサッカーでの
方向転換時のスピードはあがります。一流の選手は皆、この胸椎の回旋能力に長けています。
今回3段階に分けてお届けさせて頂きましたが、どれも重要です。
しかし、全てを一度に行うことはなかなか簡単ではありません。
ひとつづづ、出来る所から行いましょう。
スピードアップには必ず理論的な部分があります。やむくもに走ってもなかなか
速くはなりません。また、速い人の動画をみてもそれの意味を理解して行うことが出来ないと
ただ真似をするだけでは、なかなか速く動くことは出来ません。
少しづつ、身体の使い方を覚えて自分でどの部分を変化することで速くなったかを
実証しながら行うことをお薦めします。
サッカーのスピードアップで御悩みの親御様、気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
トレーナー兼コーチ野島