ジュニアアスリートの怪我の予防と改善法。走るには足底の力を強化しましょう!

奈良市のあすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。


 

今日も寒さが一段と強くなり室内をしっかりと

加湿して湿度をキープしましょう。湿度を維持することで

のどや鼻の通りもよくなりますよ。

 


 

ジュニアアスリートの怪我を予防する。

今日の投稿テーマは、

足の裏が及ぼす影響についてです。

足の裏は現在の子供さんに多いのが扁平足と

いう現象です。これは足裏の筋肉の低下と

足裏を使えていない為に足底のアーチが無くなったくる

状態です。

しかし、足裏は以前のブログで投稿しましたが、

地面についている唯一の部分です。

この部分の接地の仕方で力の伝わり方は大きく

かわります。

 

これが競技においてはケガにつながることに

なりかねません。

 


 

 足の裏を活性して地面を押す感覚をつかみましょう。

足裏の筋は、地面からの衝撃を吸収する

役目を担っています。

ですので、衝撃を吸収できないとその衝撃は

当然、足首、膝、股関節、腰とその負担は上方に

あがってきます。

 

足裏が使えていないことは競技をする上では

怪我のリスクを高める結果になります。

大リーグのイチロー選手は以前TVでも放映していましたが、

試合の遠征時でも足裏をほぐす機器を持ち運んでいるとの

ことです。それほど足裏のケアを欠かさないとのことでした。

 

ジュニア選手についても同じです。

足裏を鍛えることは自分の競技をする上で怪我の予防と

競技力を高めることに繋がります。

 

その為には足裏で地面を踏む感覚をつかむことが

重要です。当クラブでも行っていますが、

シューズははいてばかりの生活では、シューズの

ソールに助けられて自分の足裏の感覚を磨いたり、

強化することは難しいと思います。

まず、シューズを脱ぎましょう。

そして靴下か、裸足になりましょう。

できるだけ地面を押す感覚を掴むにはその方が

いいと思います。

シューズをはかずに地面をまず踏む感覚の練習を

しましょう。

 


 

 足裏の母指球を意識してみましょう。

img_1815

母指球を意識すると足底の筋肉が活性する

感覚を掴むことができます。足裏がつりそうな

感覚ですね。足裏が使えることで地面を踏むための

筋肉をうまく使うことができます。

 

例えば、つま先で母指球を意識して立ってみてください。

img_1942

しっかりと母指球を使えることで臀部や太ももの

筋も使えているのがわかります。

しかし、逆に母指球が使えないとつま先で立つことすら

難しくなります。

それは臀部や太ももに力が入りにくい為バランスを

とることが出来ないからです。

母指球を使うことで足底の筋も活性します。

それが足首、膝、股関節、腰にも大きく影響する

のです。

 


 

足底を強化し、地面を押す力をつけよう!!

足底を強化することは、地面からの衝撃を

吸収することになり、また足関節や股関節をしっかりと

使うことができます。

 

競技ではどの部分で地面をとらえるかは非常に重要です。

間違った歩行やランは結局、カラダのどこかに

間違った負担がかかります。それが競技中では

自分ではわからない位大きな力がかかります。

それが怪我の原因につながるといわれています。

しっかりと足裏を鍛えることで、地面を

踏む力がつきます。それは長距離を走るにしても、

短距離を走るにしても非常にパフォーマンス的にも、

怪我のリスクからみても重要なことです。

 

特に最近のシューズの改良により

足底の筋を使わない傾向があります。

しっかりと足底を自分で意識しましょう。

足底を強化する方法がわからない

親御さま、選手の方、気軽にお問い合わせください。

 


http://asuka.sneaz.jp/wp

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

同じカテゴリーの記事を読む

この記事を読んだ方は、他にこちらの記事も読んでいます。