奈良市パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
今日は男性のダイエット&健康増進のための筋トレについて。
男性の方も最近では自分の健康のために筋トレを行うかたが少なくありません。
しかし、筋トレしたけどあまり動きが良くない、痩せない、姿勢がよくない、
腰痛によくなるなどの方がよく体験に来られます。
これには何点か原因があります。
まず、
①正しい姿勢での筋トレでおこなっていないケースが多い。
②自分の好きなメニューばかりに偏ることが多い。
③筋トレでの負荷設定と関節の可動性がマッチしていない。
このような原因があります。
特に①③です。姿勢や関節の動きが制限かかっているのに、
重たい負荷をあげようとすることで怪我のリスクや実際にはトレーニングを
おこなってという満足感でおわってしまいます。
これでは筋トレでの効果があまり望めません。
特に男性は身体が硬い方が多く、股関節や胸椎の関節が硬くその為、なかなか姿勢が正しいフォームで
出来ないのに、無理なフォームで筋トレをおこなうと結果、ダイエット効果には結び付きにくくなります。
まず、男性の場合女性より脊柱の関節が硬い方が多いのが特徴です。
その為脊柱の関節、特に胸椎の伸展能力をあげることが大切になります。
①チューブで胸椎の伸展をつくる
①ではチューブで胸椎の伸展動作を行う体幹のトレーニングです。
写真のようにチューブを頭上においてしっかりと自分で支えることで胸椎がつぶれないように
します。
②胸椎伸展トレーニング ③胸椎伸展トレーニング
写真②③は自分の手をあげて立ちあがるトレーニング。このとき、重要になるのは、自分の身体を引き上げる時に
肘を曲げないことです。あくまでも胸椎で手をあげた状態で立ち上がります。
このようにまずはエアでなにももたずに胸椎の伸展を行うトレーニングを行ないましょう。
胸椎の伸展動作ができることで立つ所からのトレーニングや座位でのメニューではほとんど
といっていいほど、胸椎伸展が出来ることでより筋トレの効果を発揮できるようになります。
④デッドリフト
デッドリフトなどの背筋、臀筋を強化するトレーニングでもこの胸椎伸展動作ができることで
より大きな効果を発揮することになります。
しかし、胸椎伸展が出来ない、弱いと腰の伸展で行うことが多くなり結果、背筋強化には現実的には効果がなくなります。
⑤胸椎回旋トレーニング
胸椎を伸展することができると、回旋を伴うトレーニングも可能になります。
よくゴルフなどで腰を痛める原因が胸椎の回旋が出来ない為、腰で回旋をしていることが原因となります。
胸椎の伸展トレーニングを行なうことで姿勢は大きく変化します。
姿勢が変化することで普段の生活でも呼吸が楽になり、また見た目も若々しくなります。
姿勢が変化することで、筋トレでの効果も大きく違います。ほとんどの筋トレで背中を丸めて行う
トレーニングはありません。
しかし、筋トレで背中を丸くして行うことは意識していなくても普段から姿勢が悪いと身体がその体勢を
覚えているので筋トレでも歩行でも猫背や腰を反った姿勢が悪い状態での運動になり、
運動効果が出ない傾向にあります。
基本的な姿勢が出来ることで、筋トレの効果は変わり、見た目も変わります。
そのことが結果的にダイエットに結び付くのです。
是非、男性の方でダイエットを御考えの方、まずは姿勢をただしく行うトレーニングを
推奨します。姿勢が正しくなれば筋トレでの効果は更に増しますよ。
男性の筋トレ、ダイエットを行ないたい方、気軽に体験してみてください。
トレーナー兼コーチ野島