今日の投稿は下半身太りを改善する方法です。
特に股関節部分にターゲットをあてます。
男性、女性で下半身の引きしめで多いのが股関節のダイエットです。
図①
図①の向かって右側の図のような体型の引き締めで重要になるには
骨盤の広がり具合です。産後、加齢による骨盤周辺の筋力低下による骨盤の引き締めには
どの部分にアプローチするかが重要になります。特にこの図1の場合、
真ん中と向かって左の図では骨盤の広がりはそれほどありませんが
右側は左右に骨盤が大きく広がっています。これは骨盤を支える筋力の低下による
ものが大きく関与します。
図2大腿骨の向き
図2を見て頂いてもわかりますが、大腿骨は骨盤に向かった斜め方向に位置しています。
この状態で骨盤の外側の左右を支えているのは中殿筋と言われる筋です。
この筋が活性しないと現実的に股関節の左右にある筋は低下すると骨盤は大腿骨により左右に
押し広げられます。また、この部分に脂肪が多く付着します。脂肪は筋肉の活性しない部分に
多く付着していきます。
この状態を長年放置すると下半身がどんどん横に広がり図1の右側のような体型になりやすいのです。
また、それだけではありません。
図3
図3のようなO脚、X脚などの状態はこの中殿筋が大きく関与していると言われています。
中殿筋は骨盤を横から押し込む筋とも言えます。この筋を強化することで
骨盤を引き締めることが出来、結果下半身全体を引き締めることになります。
では、どのようなトレーニングが有効になるか。
①サイドランジ
中殿筋を強化するトレーニングで効果のあがるトレーニングとして、まずは
写真①のサイドランジです。サイドランジでは横方向への力を後方に
動かすことで中殿筋を強化することになります。
②中殿筋トレーニング
チューブでしっかりと横方向に動かします。この時に必ず一度空中で脚を止めます。
これを左右交互に。かなり中殿筋を活性することが出来ます。
③④ ヒップロックトレーニング
写真③④では中殿筋をしっかりと使う為に腕で重りを持ち上方にあげておきます。
その状態で臀部を横方向に押して歩いていきます。
しっかりと中殿筋が使えていると踏み込んだ時に重りをしっかりと上方に押す感覚が
掴めます。
⑤ランジ
最後にランジを行います。中殿筋を意識するとこのランジトレーニングが
とても楽に出来ます。それは地面をまっすぐ押す力が感覚的につかめた為です。
中殿筋を正しく使えだすと、様々なトレーニングがとても楽に出来ます。しかし、
この中殿筋が活性出来ないと代償と言われる動作でトレーニングを行う可能性がある為に
トレーニング、筋トレ効果も薄れてしまいます。
是非、中殿筋を強化して下半身を引き締めていきましょう!!
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トレーナー兼コーチ 野島