奈良市ジュニア競技のケガ予防のスタジオ/ 小学生・中学生のスポーツ選手のオスグッド病、実は”ただの成長痛”ではないのです!①

奈良市ジュニア競技のケガ予防のスタジオ/ 小学生・中学生のスポーツ選手のオスグッド病、実は”ただ”の成長痛ではないのです。

奈良市スポーツ傷害専門トレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。

 

今日はオスグッド病についてです。

オスグッド病とは

一般的には

子ども特に小学生の高学年~中学生に多い成長痛、

特に男子に多い

というのが一般的な病院などで伝えられる原因です。

では改善方法は一般的には

安静、シップなどが伝えられると思います。

しかし、これはあくまでも一般的なお話です。

 

本来はオスグッド病はただの成長痛ではないのです

 

【オスグッド病の大きな原因】

①膝でジャンプや走る動作の主な動きになっている

②しゃがむときに股関節ではなく膝を主につかっている

③股関節、足首が硬い

この①~③が大きな要因なのです。

しかし、医療機関ではそこまで説明してもらえる所は多くないでしょう。

 

なぜ、では小学生高学年に多いのか、男子に多いのか、これもある程度

現場(スポーツの現場)で勉強や活動をしているとわかってくるのですが、

小学生の低学年では同じような動作をおこなっても、筋肉や骨がとても柔軟性に富んでいるのと

身長があまり高くないために大きなストレスが膝蓋骨、大腿骨にかかることがないのです。

しかし、高学年になると身長がいっきに伸びることがあります。

そうすると骨に対するストレスも今まで以上にかかるため、膝の下方にある

大腿四頭筋の延長線上にある靭帯に大きな負荷をかけることになるのです。

これがまず小学生高学年でおこりえる原因なのです。

 

ではなぜ、男子の多いのか。これにも原因があります。男子は女子にくらべるとどうしても

筋肉の量が多く、そのため靭帯にかかる負担も大きくなることが原因です。

しかし最近では女子でも筋肉の成長がある程度ある選手では起きることが多いのと、

競技(フィギュアスケートなどの)ジャンプ系種目では男子、女子に関係なく

オスグッド病はみられます。

 

では改善するにはどうすればいいのでしょうか。

 

【オスグッド病は股関節の使い方を】

膝への負担が多いのは本来の動きとは違います。本来は走る、ジャンプ、方向転換などは

本来膝で行うことは代償と呼ばれる動作になるのです。

そのため、オスグッド病を長い間、痛みが軽減しない選手は膝特に前十字靭帯損傷などの

大きなケガにつながる危険性があります。

 

①走るドリル(壁ドリル)

本来は股関節を曲げる、伸ばすことで走るなどの動作が可能になります。

②ジャンプ動作

①②のように走る、ジャンプの時には股関節を曲げることが大事になります。

膝の位置をみてください。

それほど大きく前方には出ていません、それよりもお腹の太ももの位置をみてほしいです。

オスグッド病になる選手では、このお腹と太ももの位置がとても遠くなっています。

 

この状態をしっかりと意識することが大切になります。

股関節の動きが正常に使えることで膝への靭帯の衝撃を大きく減らすことになります。

次に足首も同じことが言えます。

正しい足首は背屈動作をしっかりとおこないましょう。

 

③足首の背屈動作

足首は写真③のようにつま先をあげて動くことが大切です。そのことで地面に接地するときに

股関節に体重をのせることが可能になるのです。

 

オスグッド病はただの成長痛ではありません。動作を改善しないと長い選手では1年以上

痛みを伴うこともあります。

股関節、足首正しい動作を覚えることでオスグッド病を改善することが出来ます。

 

トレーナー兼コーチ野島

asukaジュニアトレーニングクラブ

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。