小学生のオスグッド病は、股関節の使い方に問題があります。動作改善で痛みはなくなります。

奈良市のスポーツ障害専門の

あすか鍼灸整骨院、

ダイエット専門スタジオの

ボディメイキングスタジオasukaの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

12月も中盤に差し掛かりました、

奈良では17日におん祭りがあります。

これで奈良の今年の行事も終わりですね。

今年はクロスフィットスタジオを開始し、

クライントの方にも喜んでトレーニングを行ってもらっております。

来年に向けて更なるトレーニング計画を現在計画中です。

正式に決定しましたら、ブログでお伝えしたいと思います。

 


今日の投稿は

小学生のオスグッド病は股関節の機能を向上することで改善出来ます。

 

小学生の高学年の5年生~中学生にかけて多いオスグッド病は

膝のお皿の下あたりに痛みがある膝の整形疾患です。

初期症状としましては、膝のお皿の下部が痛い、しゃがむと痛い、

などがあります。

その後、膝の下の脛骨部分が盛り上がり腫れてきます。

痛みは歩行ではありませんが、しゃがむ、走るなどの動作では現れます。

重症化すると、片足だけでなく、両足に痛みが現れます。

また膝下の脛骨部分が腫れる為に、見た目にも腫れているのがわかるように

なります。

 

オスグッド病は一度発症すると痛みは引いたり、現れたりを繰り返し

なかなか完治に至るまでに時間がかかります。オスグッドのサポーターもありますが、

根本的な解決には至らず、高校生くらいまで痛みを引きずるケースもあります。

 

この大きな原因は特に陸上などの競技で硬いタータンやコンクリートでの練習で

股関節ではなく、膝を使った走り方に問題があります。

バレーボールやバスケットボールのような硬い床でもジャンプ後の着地で膝中心に

行うことで負担が膝のお皿にある膝蓋靭帯に過度なストレスをかけることで

おこります。

 


 

股関節を使うことで痛みは無くなります。

 

関節の痛みは基本直接的な外傷以外は、その関節の前後に問題があると

言われています。(joint by joint) という考え方があります。

関節の痛みはその前後に問題がある為に本来、動かすべき関節ではない関節を

使うことで様々な整形疾患になります。

 

膝の場合には前後となりますと、股関節と足関節になります。

足関節の可動範囲が狭いと膝を前に出して着地をすることになります。

また、股関節を使わないと、これも同様で膝が前方に飛び出す動作になります。

この動作が毎日何十回も何百回も続くことで関節は悲鳴をあげ痛みや腫れに

なるのです。

正しい動作での動きでは痛みが出たりすることはありません。

オスグッド病は子供さんの現代病といっても過言ではありません。

しゃがむという動作が日常的に椅子の為に股関節周辺の筋を活動的になることが

すくなくなっています。その為に股関節を使えないお子様が増えている傾向にあります。

 

完全にしゃがむ動作がなくなることで足首を曲げることも減少しています。

幼い幼少期にはしゃがんで立つことを出来ていたのに、

椅子での生活が長く続く事で完全にしゃがむことが出来ないようになります。

スクワットと言われる動作を再度行うことが重要になります。

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写真①

上記のような完全にしゃがむ動作を膝ではなく、股関節の可動性と足首の可動性を使い行う

練習が必要になります。この動作は股関節を優位に動かすとオスぐッドのお子様でも膝の痛みがなく

行うことが出来ます。

 

スクワット動作を習得することで膝ではなく、股関節優位な動作を習得することが完全に

オスグッド病を無くすには不可欠だと思われます。

痛み止めや、サポーターは一過性の効果はあると思われますが、完治に至ることは難しいのが

現状です。欧米では痛みの除去の為の投薬ではなく、動作改善にあてることが主流になっています。

副作用もない動作改善でオスグッド病は治ります。

 


 

小学生でのオスグッド病でお悩みの親御様、気軽にお問い合わせください

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。