奈良市 ジュニアアスリートトレーニング専門ジム/ 水泳100m自由形で全国レベルになるためのトレーニング!!②実技編

奈良市 ジュニアアスリートトレーニング専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

今日は水泳。前回のブログでも記載しましたが、陸トレは現代スポーツには欠かせません。

それは水泳も例外ではありません。

 

水泳では、陸トレが不可欠です。

では、どのようなトレーニングを行なうか。

①体幹

②下半身強化

⓷上半身の可動性を保つ筋トレ

 

この3つが重要になります。特に①の体幹でのお薦めは、

懸垂や鉄棒を使うトレーニングです。

特に鉄棒では、足などを空中に浮かすことが出来、より体幹力が必要になるため

トレーニングとしては不可欠です。

①②鉄棒でのトレーニング

①②では鉄棒を使い行うトレーニングです。このトレーニングでは

特に、①では懸垂を行ないますが、懸垂では肩、背筋の強化だけでなく

胸椎が強くなるのです。この胸椎が強くなることで自由形での泳ぐ際のストロークが大きくなります。

②では棒にぶら下がりボールを挟むトレーニングですが、このように鉄棒でのトレーニングでは

かなり揺れる為に、体幹、特に肩関節の安定性が求められ、自由形での泳ぐ際に肩を安定して動かすことになります。

 

自由形では肩関節が不安定になり肩を痛めるケースが少なくありません。そのため、肩を痛める選手が多く

その多くが手で泳ぐ姿勢になり、それが中学生くらいで練習量が増え、肩の炎症とつながるケースが少なくありません。

 

②の下半身ではランジ動作がお薦めです。

⓷ランジ動作

ランジ動作では股関節をしっかり動かすことができることと、体幹を安定して動かさないと

この姿勢を維持して前方に進むことが出来ません。

特に下半身が弱い選手はその影響が上半身に必ずおとづれます。腰の痛みなどに。

下半身特にランジ動作で強靭な股関節をつくりましょう。この動作のまま前方に進むランジなどが

お薦めです。

ランジウォークなどが不安定で行うと、普段の水中でももっと浮力がかかるため

体幹を安定して泳いでいるとは思えません。逆にランジウォークが正しくぶれずに出来る選手は

下半身と上半身の連動がうまく出来ていると思われます。

 

④地面を体幹で押すトレーニング

最後に④のような地面を押しながら進むトレーニングです。このトレーニングではお腹とくに深層部の筋が強化されることで

水中でもぶれずに泳ぐことになります。また、しっかりと前方を進むために肩、胸椎、股関節を連動させる練習にもなります。

 

⓷は上半身の可動性を保ちながら行うトレーニングです。

⑤チューブを使った上半身トレーニング

 

写真⑤ではチューブを使ったトレーニング、このとき重要になるのは、しっかりと可動性を保ちながら

チューブを上にあげるトレーニング、このとき重要になるのは、肩甲骨、胸椎の動きでこのチューブを動かすということです。

腕ではなく。

このようなどの部分から力を出し力を伝えるか。

陸トレでのトレーニングは結果水中の動きに直結していきます。

 

特に小学生高学年~中学生にかけてしっかりとトレーニングすることで肩、腰の怪我を予防して泳ぐことになります。

是非、陸トレと水中での泳ぎを連動させましょう。

 

トレーナー兼コーチ野島

asukaジュニアトレーニングクラブ

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。