奈良市 ジュニアアスリート専門ジム/ バレーボール選手のジャンプ力向上の動作トレーニングとは、踏み込む強さを!!

奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。

今日はバレーボールのジャンプ能力について。

バレーボールではスパイクの際に出来るだけ高くジャンプすることが要求されます。

しかし、このジャンプ力を向上させるにはジャンプの踏む込む位置が踏む込む速度、

上半身に使い方、足裏の踏む位置などがとても重要になります。

特に小学生、中学生くらいではジャンプ動作をどうしても膝主導で跳ぶ選手が少なくなく

またジャンプ動作での体幹の弱さが踏む込みの速度に影響します。

 

バレーボールの場合、スパイクまでの移動距離が短いために2~4歩程度で踏み込んでアタックを打つというイメージに

なります。この2~4歩の速度を速度を特に最後に1,2歩を素早くすることで

より高くジャンプを行なうことになります。

 

(ジャンプは地面反力を!!)

ジャンプを行う時に重要になるのが地面からの強い反力をもらうことになります。

この反力を強くするためには、体幹部分から足裏までの伝達速度と強度があがることが必要です。

その為、この体幹部分の強度があがることでより地面を強く押すことになります。

①体幹トレーニング

強い体幹をつくるには、ただトレーニングを行うのではなく、上半身などの動き

制御して下半身を動かすなどのトレーニングがとても効果的です。

写真①ではバーベルラックの鉄棒にぶら下がり下半身をもちあげるトレーニングになります。

この時、身体を前後によれないように制御しましょう。

この制御を行ないながら脚をあげていきます。

脚を動かすは上半身の体幹を安定させる。これが身体の分離運動になります。

分離できることでジャンプ時にも大きく前後左右にぶれることなくジャンプモーションに入ることが

できるのです。

 

②③体幹動作トレーニング

更に負荷をかけたりすることでより強い体幹維持を必要になります。

②③ではボールを挟むことでより下腹部、内転筋、骨盤底筋への刺激を

深めることになります。

 

④地面を速く押すためのトレーニング

体幹へのアプローチが出来てくると、その体幹が本来の動作に結び付いてかを

確認していきます。

片足と上半身の腕の振りを使い片足でジャンプをしていきます。

写真④のように踵が臀部に近づく程度股関節を曲げてジャンプしていきます。

このとき、地面を足裏のどの部分で押しているかを確認しましょう。

足裏の特に母指球だけでなく、小指球への意識が正しくアプローチ出来ないと

片足でジャンプするたびに身体が左右に揺れることになります。

このようにどの部分で地面を押すかが次にステージになります。

 

速く地面を押すためには、足裏のどの分で押すか。

踵加重にならない、つま先加重にならない。脛骨の延長線上で地面を押すことがより

身体の軸(足首・膝・股関節・腰・胸椎)の直線上にあることでより強い力を地面を押すことができるのです。

 

また腕の振りを練習するにも④の動作トレーニングがとても有効的になります。

 

バレーボールでは瞬時にジャンプを行ない、高さやアタックの角度なども要求されます。

その為、出来るだけ、自分のジャンプの高さが試合中に変化がないことがベストです。

しかし、試合後半でジャンプの高さが減少するとどうしてもスパイクの成功率に大きく影響します。

 

その為には強い体幹と地面を踏み込む位置を正しい位置で押し続けるスキルが必要になります。

バレーボールでのジャンプ力向上のトレーニングで御悩みの方気軽に体験してみてください。

 

トレーナー兼コーチ野島竜一

✉asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

asukaジュニアトレーニングクラブ

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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