今日からジュニア競技の球技系選手の速く動く教室シリーズ。
第1弾、クロスステップで一気に進行方向に進む練習、クロスステップで一気に進む!!
球技系のスポーツでは移動の方法として2種類あります。
一つは進行方向がどちらに進むかわからない、ステップ動作での移動。
二つ目は進行方向がどちらかに限定させれている、クロスオーバーステップ。
どちらも相手がある競技では重要な移動方法です。
しかし、この2つにはメリットとデメリットもあります。
まずは、通常のステップ動作では進行する方向が右か左かがわからない場合。
この状態では、ステップする際の移動は瞬時に行うことが出来ますが、
移動する距離はとても短くなります。
ですので、移動はしやすくなりますが、相手に追いつかれる時間も速くなる為に、
かなり高度なステップで抜かないと相手に追いつかれてしまいます。
①ステップ動作
しかし、2つ目のクロスステップでは、進行方向が限定されますが、
一気に大きな距離を速く移動することでできます。
しかし、このクロスステップの使い方は知っている選手は全国レベルの選手でも
なかなかいません、逆に覚えてトレーニングすることで、今までとは全く違うスピードで
相手を抜くことや移動することが可能になります。
クロスステップとは言葉通り、脚をクロスして移動します。その際に重要になるのは
進行方向に体重の7割くらいをかけ、一気に両足で地面を押して進行方向の逆の脚を
自分の腰付近でクロスして移動していきます、うまく出来れば2mくらいは移動することが
でき、とても有効的な移動手段となります。
クロスステップの練習はまずは、壁で体重をかける所から行います。
しつかりと自分の体重を進行方向側にかけて脚をクロスしていきます。
この時重要なのは、上半身の動きを伴いながら行うということです。
下半身だけでなく、上半身を使いながら行うことで、脚をスムーズにクロスすることが
出来ます。また、クロスする際に足裏に体重を載せる時は基本インライン上に乗せることが
重要です。外側の小指がわに体重をのせると、しっかりと地面を押せない為に、クロスステップが
中途半端な形になります。
クロスステップを覚えることで今迄追いつかない相手に追いついたり、
逆に相手を一気に置き去りにすることも可能です。
ジュニア選手では、才能で速く動いている期間は小学生までです。
そこからは、筋力も関係しますが、いかにスキルを覚えているかです。
移動スキルはサッカーやラグビー、アメフト、野球、バスケットボールの
通常の練習ではなかなか習得することは現実的には難しいと思います。
次回クロスステップ実技編とステップの実技編をお届けします。
現代スポーツでは専門分野のスキルコーチが存在します。
走る、速く移動する専門のスキルコーチからレッスンをお受けすることを
お薦めします。
当クラブでは速く走る、動く 専門のコーチングを行っております。
テニス、サッカー、野球、アメフト、ラグビー、バスケットボール、ハンドボールなど
多くの球技系選手がレッスンをされております。
興味のある親御様、選手の方気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ 野島