奈良市パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
昨日からピラティスリフォーマーが到着
横のマットでトレーニングを2人同時に出来るスタジオにリニューアルオープンしました。
来週から何回かに分けてピラティスリフォーマーのブログ特集を行います。
私自身が4年間ピラティスを学び、実践してきた内容に最先端の様々なトレーニング理論を
融合させて行うトレーニングになります。
筋力強化も伴いますが基本は姿勢の維持や関節の使い方を主に行います。
来週から練習風景も随時アップしていきます。
今日は腹筋特集です。腹筋をなぜ鍛えるか?
ダイエットとか色々あると思いますが、腹筋は基本痩せればみんなシックスパックになるのです。
しかし、それは腹筋の強化とは言えません。なぜ腹筋を強化するのか。
①姿勢を維持するために必要
②腹圧を高める為に必要
⓷身体を前屈する能力の為
④脚をあげる為に必要
⑤呼吸につかさどるため
などがあります。しかし腹筋と言っても腹筋には
腹直筋、腹斜筋、腹横筋、横隔膜、腸腰筋などがあります。
このどれを鍛えるかにもよりますが基本腹部では
この腸腰筋がとても重要な筋になります。
腹横筋と横隔膜は基本筋トレで鍛えるというのは難しく呼吸をまず正しく行う所から始める
必要があります、腹直筋は基本シットアップで強化出来ますがそれほど大きな筋ではないので
他のトレーニングで充分強化出来ます。しかし、この腸腰筋だけは他のトレーニングで強化するのが
少し難しいのです。
腸腰筋は基本脚を90度以上曲げないと働かない筋になります。その為脚を普段階段でもあげないで上がる方は
ほとんど使わないことになります。歩行ではほとんど強化は不可能になります。
この筋を強化することで骨盤の下部を安定させ骨盤の過度な前傾を防ぐことになり腰痛予防にもなります。
ではどのように強化していくのか。
①股関節を90度以上あげる腹筋
写真①では股関節を90度曲げるトレーニング
このトレーニングでは実際お腹を曲げるというよりも股関節を曲げるというイメージです。
回数的には20回程度を目標にします。
但しこのトレーニングでは骨盤を前傾しないようにしっかりと脚をあげてから戻すときに
骨盤を動かさない意識が必要になります。
この状態での腹筋が出来れば
②股関節をあげる腹筋 応用編
写真②ではさらに脚に3キロのメディシンボールを挟んで脚を上げ下げしていきます。
この時も骨盤を前傾しないように注意が必要です。
骨盤が前傾すると腰への負担が大きくなる為注意が必要です。
⓷④腸腰筋を鍛える腹筋 応用編
写真③④では更に腸腰筋に負荷をかけて伸ばしていき、収縮させていきます。
このように腹筋を強化するときに腸腰筋の筋が強化されることで脚をあげる動作がとても楽になるのと
骨盤を安定することが出来ます。
腸腰筋はとても大きな筋です。この筋を強化することで姿勢も安定しトレーニング効率や生活での
運動効率も大きく変化します。
是非、腹筋強化したいかたお薦めです。
トレーナー兼コーチ野島