奈良市 ジュニアトレーニングのasukaトレーニングクラブ。
今日は水泳です。
水泳、競泳での競技力アップの為には、現代では陸トレは不可欠です。
当クラブでも現在も全国レベルの選手を育成しておりますが、陸トレなしでの
水の中だけでの練習では限界があります。
陸でのトレーニングは不可欠です。
特に小学生高学年~中学生になると身体もすこしづつ大きくなるために、
泳ぎのフォーム動作をしっかりと練習する必要があります。
関節の可動域などが狭くなったり、腰で泳ぐ癖などが小学生高学年から中学生くらいにおこると
なかなか記録が伸びない状態になります。
その為、出来るだけ記録を伸ばすには関節の動きなどを正確に陸で出来るようにトレーニングすることを
お薦めします。
競泳での競技力向上には動きの可動性をしっかりと意識していきましょう。
①腕の位置の確認
競泳で特に今回はバタフライとクロールですが
動きの性格な可動性を正しく練習します。写真①のように腕の位置が自分の頭の位置の真上、両方の手先まで意識して
動かしていきます。この時、胸椎と言われる関節が動きが制限があると腕はまっすぐに上方には移動しません。
これをまずは正しく30~50回は出来るようにしましょう。
以外に競泳選手では陸で行うと胸椎ではなく腕だけでスイングする傾向があり、これが
競泳でのクロールに大きなタイムロスに繋がるのです。
泳ぐためいは沢山のストローク数が増えると体力を消耗します。その為1回の動きでどの程度の動きが出来るかがポイントになります。
②③上半身の可動性の練習
写真②③では不安定なバランスボールの上での上半身のスイング動作になります。この時
バランスを崩さずに腕というよりも体幹部分の意識と胸椎の伸展、回旋を意識してスイングを
行ないます。
特にバランスボールで行うときも指先が地面方向に下がらないように行い、スイングの動きを
どの関節で行っているかを確かめてトレーニングを行ないます。
④バタフライ
バタフライとクロールは動き的に似ている部分がありますが、根本的に違うのは両手でスイングするか
片手でスイングをするかになります。
またバタフライではドルフィンキックをキック力もとても重要になり、このキックを行うには
股関節を正しく伸展する必要があります。
⑤股関節のヒンジトレーニング
写真⑤のように股関節をメディシンボールなどを使い曲げ伸ばしするトレーニングは
股関節の動きをスムーズにするだけでなく、キック力向上にも大きく影響します。
この股関節のヒンジではない腰でドルフィンキックをする選手も多く、腰でキックをすると
いづれ腰の痛みやヘルニアなどになる危険性があります。
しっかりと股関節でのヒンジ動作を覚えて正しいドルフィンキックをマスターしましょう。
キック力が向上することでパフォーマンス向上に繋がります。
水泳では陸でのトレーニングで関節の動きなどを正しくトレーニングすることで
水中での動きでもそのことを活かすことが出来ます。
是非、バタフライ、クロールで自己新、全国レベルを目指しましょう。
コーチ兼トレーナー野島