野球の投球について。下半身も重要でも上半身はどうなの?

毎日、トレーニングの指導は発見!!

日々トレーニングをレッスンすればするほどトレーニングへの

疑問が出てくる。それをまた解消していく。

トレーニングは奥が深い。だからなんとも言えないくらい面白い。

どんどんもっといいトレーニングのレッスンをお届けしたい。

そんなことは感じているトレーナーのノジです。

 

今日は、野球のトレーニングの事について書いて

みました。

野球の投手について、最近では野球の肘や肩を痛める選手をかなり、ウチでは少なくなりました。

最近は、きちんと子供たちに投球に必要なカラダの仕組みを教える事が重要だと感じています。

野球でもっとも多い肘、肩の痛み。

投手がダントツで多いです。

野球の場合、一方向での動きしかありません。投手なら右利きなら右投げ。左利きなら左投げ。

しかし、投げる反対側の手、腕、肩を意識したことがありますか。

あまりないのではないでしょうか。だいたいは下半身が重要だというお話し。

確かに重要です。

例えば、投手の場合、右投げなら左足で前方に踏みこみます。

しかし、上半身はどうなっているでしょうか。上半身をきちんと支える事を出来ているかどうか。

これ非常に重要だと僕は思います。

投球の場合、前方に投げる訳ですから

投手は捕手の方向、いわゆる前方に踏みこみ、カラダを回旋しながら投げます。

確かに足は地面を捉えているので安定しますよね。

しかし、上半身はどうでしょうか。

支えるすべがありません。

それを支えるのは踏みこみと同じ側の上半身なのです。これが安定しないと踏みこんだあと

上半身は不安定のまま、投球動作にはいります。これでは何球か投げているうちに

投球フォームは少しずつ崩れていきます。それが無理に腕だけで投げる投球フォームに

移行する可能性があります。これでは野球肘や肩の痛みに繋がります。

ですので投球のエネルギーを、下半身だけで支えるのは無理だと思います。

しっかりと投球動作に入り踏みこんださいには右投げの場合、左肩の安定性が必要だと思います。

強い球を投げるにはそれだけの強い力が前方にかかります。それをサポートする力も必要なのではないかと。

その為には下半身の動きを支える上半身が重要だと考えています。

腕で空間をおさえつけるような感じです。

これが出来てくると上半身が安定します。実際にトレーニングした後に投球フォームを

みていると安定感と切れがあります。

投球障害を減らすのと同時にいかに安定した投球が出来るか僕は上半身の安定が重要、

特に投げない反対側の手、肩に注目しています。

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下半身の強化は当然なのですが、それをいかに活かすかは上半身を安定させる力がカギを

握っているのは。

今日のお話しおしまいです。

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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