
奈良市 ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。
今日はジュニア選手の育成について少しお話です。
ジュニア選手特に小学生~中学生の間は私の持論では一つの競技でけでなく
様々な競技を体験することもとても大切です。
しかし、全てを全部レベルアップするのが理想ですがそれは現実的に難しい。
ではなぜ様々な競技を行うのか、それは競技の種類が変わると使う動きも異なるため
より沢山の動作を習得することが出来ます。
その為、欧米では高校生くらいまではあまり競技と特定しない傾向にあります。
動作の引き出しはジュニア期に習得するため、大学生くらいになると、なかなか習得するのに
時間がかかります。
その為、小学生高学年~中学生くらいまでがベストでしょう。
しかし、これはあくまでも動きの習得です。その為いつか競技は選択していく必要があります。
最近では週6日サッカーと、バトミントンとかも珍しくありませんが
あまり関心は出来ません。同じ競技を毎日行うことで、より動きが単調になり
結果競技レベルがあがらないこともあります。
同じ競技ではなく違う競技を行うことでより様々な動きを覚えることは
今ではなく、高校生くらいになるとその意図が理解出来てきます。
出来るだけ違う競技を行うこともお薦めです。
当クラブでは土日ジュニアトレ塾を開催。
様々な競技を行う選手が走る、ステップ、タグラグビーを行い
身体の全身を使うトレーニングを実施しております。
興味のある方は参加してみてください。
トレ塾KIZUGAWA
0742-22-0120
毎週土日開催
今日は水泳です。
水泳で記録を更新する、自己ベストを出すにはまず、フォームを見直すことです。
特に、小学生では腕だけで泳ぐことが多くなかなか身体全身で泳ぐことが少なくありません。
その為、全身で動くことを意識する必要があります。
クロール、バタフライ、バック、平泳ぎでも基本、股関節の動きと胸郭の動きを連動と分離しておこなえるように
しましょう。
その為にまず身体をしっかりと伸展するトレーニングから始めましょう。
①身体を伸展するトレーニング
指先からつま先までをしっかり伸展することをできるかどうか。この全身を伸展することが実際に出来ないと
水中で泳ぐストロークが増加することになります。
泳ぐ際に重要になるのは100mをどのくらいの回数のストロークで泳ぐのかです。
このストロークの回数が多いと疲労がたまりなかなか記録を出すことが難しくなります。
身体をおおきなゴムと考えてください。
伸ばすから収縮するのです。その収縮時に関節に力をためることが可能になるのです。
②③股関節と胸郭の動きトレーニング
胸郭と股関節は基本連動して動きます。しかしあえて分離する運動を行いましょう。
分離運動を行うことで、身体の動きが正確に動いているかがわかります。
この写真②③のように身体を回旋する動きでは、股関節をロックした状態で関節を回旋します。
この時回旋に伴い股関節が動いたり脚が動くとそれは単純に胸郭の動きではなく
下半身の反動などをつかったためのトレーニングになります。
このような分離運動を下半身では股関節のヒンジ動作を行います。
④股関節ヒンジ動作 ⑤股関節と胸椎、肩関節の同時での連動動作
写真④のように上半身の動きを制御して股関節だけを動かします。
このようなヒンジ動作を正確に股関節だけで行うことが出来ることでよりドルフィンキックや
平泳ぎのキック動作の動きを正確に行うことになります。
⑤ではその動きをすべて連動しています。股関節の屈曲、胸椎伸展、肩関節屈曲を。
この連動の動きを一連の流れで行うには、先ほどの分離運動が出来ることでより連動的な
運動がスムーズに行うことになります。
これが水泳でも同じことです。
どの泳法で泳ぐにしてもまずひとつづづの動きを確認しましょう。
正確な動きを覚えることで、水泳での記録は更新していきます。
特に最近記録が伸び悩んでいる選手は、泳ぐ動作にエラーが出ているだけです。
そのエラーを修正することで、記録は更新できます。
是非、動作を正確に行い泳ぐことをお薦めします。
トレーナー兼コーチ野島