奈良市 ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。
今日は、ジュニアアスリートの育成と成長する選手の特徴についてです。
最近はジュニアアスリートの番組などで紹介されることが多いですが、
ジュニア世代小学校高学年~高校生くらいのアスリートで成長していく選手には
ある特徴があります。
まず①礼節を重要視している。
②感謝や謙虚な姿勢を忘れない
⓷競技に対する強い思い
この3つです。
最近は挨拶もしない、礼節もしないクラブや道場もあるみたいで、友達感覚で
練習をすることも少なくありません。
しかし、それは本当にいいのでしょうか。
練習は友達をつくる為のもの?
コーチや指導者は友達?ですか。
それは海外のチームでもNOです。
まず競技スポーツで楽しむことはいいことだし、楽しめないと出来ません。
しかし、なあなあで友達感覚ですべて練習をするなら、それはどうでしょうか。
それで試合に望んで、結果はどうでもいい、試合に出るだけでいい。それならいいのですが。
まず前提にあるのは運動、スポーツを行うということです。
スポーツでも負けてばかりで、なあなあで試合に出ていて、本当に楽しいのでしょうか。
例えば野球で試合で
10対0で毎回負けて楽しい?
サッカーで10対0で毎回負けて楽しい?友達みたいにしているからいい?
どうでしょうか。たぶん多くの選手はやる気自体をなくすでしょう。
まずあるのは、競技を行うからには、その競技に向かう姿勢です。
競技を行う上で競技に対してどれだけ向きあうことが出来るかがポイントだと思います。
その為に自分が行う競技に対してリスペクトをするべきではないのでしょうか。
それが競技を行う上で成長の鍵です。
こんなくらいでいい、こんなものでいい、少しくらいサボってもいい。それは
どうでしょうか。
なんでもそうですが、やるなら自分が納得できるまで、その競技に対して前を向いて
向きあっているのかどうかです。
その為には様々な方の協力などがあってです。
今回のオリンピックでも
メダルをとった選手がまず口にだすのは、自分を支えてくれた方への感謝の言葉です。
当然、家族、コーチ、トレーナー、栄養士、様々な分野で助けられてその場に立っていることを
忘れてはいけません。
いつもその場所にいるのが当たり前ではないのです。立ちたくても立てない選手やお子様もいるのです。
そのことを忘れてはいけません。
競技でトップの選手になっていった、様々な競技の選手は全員その部分が同じでした。
感謝の言葉や謙虚な姿勢、競技に対する思いが伝わってきます。
ジュニアアスリートでも競技に対して真摯に向き合うことが大切です。
それが最終的には自分が競技スポーツから社会に出るときに様々なことを学び、そして
自分の将来、いや生きる糧になることもあるのです。
是非、ジュニアアスリートを育成するための参考にして頂ければと思います。
コーチ兼トレーナー野島