奈良市 パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブです。
今日は高校生以上の選手向けトレーニングです。ラグビー編です。
ラグビーで必要になるのは衝撃への対応できる身体づくりです。
その中でお薦めする筋トレのトレーニングをご紹介していきます。
ラグビーは接触を伴うコンタクト競技です。その為、衝撃を前方から受け止める
トレーニングや身体を踏ん張る下半身のトレーニング、ラック、タックルなどの姿勢を維持する体幹部分の
トレーニングが必要になります。
そこで高校生以上の選手にお薦めの筋トレとしてプレス系のメニュー。
そして、体幹を維持する筋トレ。そして殿筋などの大きな出力を発揮できるトレーニングを
ご紹介していきます。
①スラスタートレーニング
写真①ではバーベルを頭上にあげるトレーニングメニューです。
このトレーニングでは重りを上方にあげ身体の脊椎、股関節、膝などすべての関節で
重りを支えます。このような上方からの刺激を与えるトレーニングはラグビーでは重要です。
タックルやスクラムなど身体の脊椎部分に負荷がかかるトレーニングです。
基本的には胸のあたりからスクワットの姿勢からこの状態まで持ち上げます。
このような地面を押して重りをもちあげるプレス系トレーニングを行なうことをお薦めします。
ラグビーでは前からの選手には基本頭から向う形になるため、身体への衝撃に耐えれる身体づくりの
為にもこのスラスターというメニューお薦めです。
②③アトラクタートレーニング
写真②③は体幹部分を強化するトレーニング。
このトレーニングでは、体幹部分をどれだけ同じ姿勢で維持できるかを目標とした
トレーニングです。両方とも腕を上方にあげて身体を支えています。
ラグビーでは、先ほども述べましたが、体幹部分の安定が出来ないと自分の思うような
タックル、スクラムなどを行うことが出来にくくなります。
それは体幹部分が安定しないと相手とのコンタクトプレーにおいて力の方向が違って
スクラムやタックルをいくことは力が分散してしまい不効率な動きになるからです。
その為にもこのような体幹部分を安定させるトレーニングで上方からの負荷をかけていくことで
より体幹の安定性を意識出来ます。
④オーバーヘッドスクワット
最後にオーバーヘッドスクワットです。
このスクワットは普段なかなか行わないメニューですが、素晴らしい要素が含んだトレーニングです。
体幹、股関節、膝関節、足関節、肩関節などほとんどすべての関節を使って行う為、
下半身の出力発揮だけでなく、関節を上からの負荷で強化できます。
高校生なら最初は20kg~からでいいと思います。
このように、負荷を上方からかけることでコンタクト時のプレーでの脊柱にかかる
負荷に耐えれる身体づくりを行ないます。
高校生では、最近では筋トレはほとんどの学校でおこなっています。
しかし、競技に適した内容でのトレーニングを行なうことでより、競技レベルでも
その筋力トレーニングの効果をあげることが出来ます。
是非、負荷を上方からかける脊椎にアライメントを維持できるように
筋トレで強化していきましょう。
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トレーナー兼コーチ野島