ジュニアトレーニング教室。ラグビーでのスピードアップに必要なトレーニングとは!!

今日は小学生~中学生のラグビー選手のスピードアップに必要なトレーニングに

ついてです。

最近ではラグビーを行う子供さんも少しづつ増えてきています。

しかし、ラグビーは基本的に走ることがメインの競技です。更に最近では

フォワードでも走れる選手が世界的に活躍しています。

その為どのポジションでも走ってライン参加できる選手が必要とされます。

これは小学生でも同じことです。

ミニラグビーなどでも7人制や11人制での試合でも結局はスクラムの強さとは必要とされません。

逆にいかに走れるかがフィジカル的には重要視される傾向にあります。

では、どのようにして小学生の時代からスピードをつけることができるのか。

ラグビーでは100mのスピードよりも10mの瞬間的なスピードが要求されます。

この瞬間的なスピードをあげるには、まず身体の使い方をしっかりと習得することが重要です。

①脚の動かし方

走る時に膝を大きく挙げることはトップスピードではいいとは言えません。

それは膝を高くあげると身体の上体自体もあがります。しかし、ラグビーではこのような状態が高いと

最初のスタートの重心位置が高くなりトップスピードにはのりにくくなります。

また、その後のタックルなどのコンタクトプレーを考えても効果的とは言えません。

 

写真①ではBOXジャンプ台で素早く脚を動かすトレーニングです。

このような姿勢でスタートすることが求められます。

しかし、実際の子供さんではなかなか低い姿勢でのスタートが出来ない為に

トップスピードに乗らないままボールキャッチするケースが少なくありません。

 

写真①では上半身をしっかりと使い又自分の体幹部分から前傾する意識で脚を動かしています。

膝をあげるのではなく、前方に押し出すイメージが必要です。

また、ボールをキャッチした瞬間にスピードをあげるには

追いかけ走が有効です。

これは私もよく行うのですが、テニスボールをおいかけて取りにいきます。

スタートしてワンバンドでとる、このような物を追いかけるようなトレーニングを

行うことでボールとの距離感を掴むことが可能になります。

 

特に小学生などはボールを取る時にスピードをどうしてもおとす傾向があります。

これは距離感の問題だと思います。

自分の走る位置とボールとの距離が合わないとボールキャッチの時にスピードを

緩める傾向になります。

 

また、脚の動かし方では、ウォールドリルなども有効です。

②ウォールドリル

壁を使って脚の入れ替えを行います。しかし、この写真は少し脚があがり過ぎていますが。

脚を高くあげるというよりも速く脚を空中で入れ替える意識が大切です。

この入れ替えを速くすることで脚の速さは大きく変わります。

 

ラグビーで速く走るには、ただ走る練習をしてもなかなか陸上とは違う部分があるので

難しいと思います。競技の適応を考えたトレーニングが今後様々な競技のジュニア部門でも必要に

なると思われます。

是非、ラグビーで速く走りたいとお思いの親御様気軽にお問い合わせください。

 

asuka-junior.com

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トレーナー兼コーチ 野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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