今日はジュニアトレーニングでのサッカーでのディフェンス力向上についてです。
最後の実技編②です。
昨日まではリニアバック→ホバリング→ヒップスクエアまでを
行ないました。
今日もサッカーではないのですがタグラグビーのチームで
この止まる練習を行いました。最初は止まることもなかなか難しかったですが
段々と慣れてきて最後はほとんど全員止まるコツを覚えて頂きました。
止まることは私の競技の指導経験からすると、一番大切な部分といっても
いいと思います、確かに速く走ることは魅力です。しかし、速く走ることは
止まることが出来て初めて球技スポーツでは活きてくるのだと。
NBAやNFL、Jリーグ、トップリーグなどの世界的な様々な競技の球技系スポーツの最高峰では
止まる意識が非常に高いことがあります。
これは各チーム練習を見て頂くとわかります。
急激に方向転換を行うスポーツでは止まれないと相手の動きに対応できません。
これはとても重要なことです。ただ走るだけならいいのですが相手がいると
攻撃している方もスピードの緩急が必ず要求されます。
この緩急こそが、止まるという動作になります。止まることでスピードをコントロールして
方向転換出来るのです。
今日は最終実技のパドリングです。
①パドリングの風景
写真①ではわかりにくいと思いますが、踵は地面についていません。
リニアバックの時やヒップスクエアに入るまでは踵はついています。
しかし、このパドリングはここから次の動作に動く為の予備動作なのです。
この予備動作の時に踵がついてしまうと体重が後方にありすぐに動き出すことが出来ません。
その為、踵は浮かして体重は足の真ん中でいつでも動き出せる準備をしておきます。
この踵をつかずに股関節で足を動かします。基本は股関節で動かします。
膝から下ではなく、股関節を動かしていきます。膝から下を曲げ伸ばししようとすると
動きが遅くなるのと、つまづく可能性があるので必ず股関節から動き出すことを意識します。
この股関節から動きだすことで足は簡単に動かすことが出来ます。
このパドリングを行いながら、相手にプレッシャーをかけていきます。
そうすることで相手の動き制限することと、相手の攻撃パターンを減らすことになります。
サッカーでのディフェンス力をあげるためには、このようなトレーニングを世界のサッカー
チームでも練習されています。
是非、パドリングを覚えてディフェンス力を向上させましょう!!
サッカーのディフェンス力向上をお考えの親御さま気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ 野島