今日の投稿は速く走るトレーニングの小学生編です。
速く走るのは才能ではありません。コツです。
今日は小学生での脚の速くなるトレーニングについてです。
足が速くなるには、本来は様々な要因があります。この要因が出来れば誰でも
速く走ることが可能です。
しかし、逆にこの要因をしならいとなかなか練習をしても速く走れないかもしれません。
では、小学生で速く走るにはステップ動作を覚えることをお薦めします。
速く走るには、本来3つの重要なことがあります。
①脊柱のアライメント
②胸椎の可動性
③股関節のヒンジ動作による内旋運動
この3つが出来ることで速く走ることになります。
しかし、特に難しいのが胸椎の可動性と股関節のヒンジによる内旋運動です。
このヒンジ動作を行うには、股関節の内旋と言われる動作が大切になるのですが
小学生にこの内旋動作を理解させるのは簡単ではありません。
しかし、ステップ動作を覚えることでこの内旋動作を可能にすることになります。
①ステップからのシュート
②サイドへのステップを伴う動作
③股関節の内旋動作
写真①ではシュートまでの動作でステップ時に股関節を内方に回旋しているのがわかります。
写真②では横方向への移動の際に右股関節が内旋動作をおこなっているのがわかります。
そして陸上選手では写真③のように右股関節が完全に内旋をしています。
この内旋と言われる動作を行うことで、地面を臀部、ハムストで行うことが出来ます。
しかし、この内旋と言われる動作がほとんどの小学生では使えていないといっても過言ではありません。
この内旋動作が爆発的なスピードの源になります。
ただ、股関節を内旋するにはコツがあります。それが上半身の動きです。
全ての写真で内旋する股関節の前方に腕があります。これは右の股関節が内旋するには
左上半身を回旋させて左肩→右股関節方向に押すイメージが重要です。
これがステップと言われる動作がとても有効になります。
子供さんでヒンジ動作、内旋を覚えて頂くにはもっと砕いた形でのトレーニングが
有効だと思います。例えばマーカーを指定した場所においての走る動作が。
④マーカー走
写真④では一定の間隔にマーカーを置いて走ってもらいます。
この時に上半身を使うイメージがないと実際にはこのマーカーを正しく
踏むことが出来ません。マーカーがいかに速く踏んでもマーカーが移動しているようでは
地面を正しく踏んでいません。何回か繰り返すことでマーカーを正しく踏む動作が可能になります。
マーカーを正しく踏むには胸椎の回旋と股関節の内旋動作が出来ることで走ることが出来ます。
子供さんは目標物でのトレーニングを行うことで本来の走る動作を自然に覚えることが出来ます。
是非、速く走りたいけどなかなか走り方がわからないとお悩みの親御様気軽にお問い合わせください。
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トレーナー兼コーチ 野島