速く走る為のトレーニング 陸上編 上半身を使うことが重要!!

今日の速く走る為のトレーニング編です。

陸上でいかに速く走るか。100mを速く走るには、様々なコツがあります。

100mを走るには、100mをいかに走るかを考える必要があります。

まずスタートから~10m 次に10m~70m 最後に70m~100m

を。ほとんどの選手が70mを境にスピードが減速します。

 

その減速をいかに最小限にするかが鍵になるのと、いかに10mまでを速く走りその勢いを

止めずに走るか。陸上では100mを走る時に、走る練習を分割して行う必要があります。

その中でも今日は上半身の使い方についてのお話です。

走る時に脚力に目がいきがちです。しかし、走る時、身体は一瞬宙に浮いています。

①走る時の姿勢

写真①のように宙に一度浮いているのがわかります。この時に身体を支えているのは

実は上半身の力がとても大きく関与します。

上半身をしっかりと使い身体を上にあげようとする意識が薄いと身体の腰背部がまがります。

その曲がったまま地面に着地すると、力を地面に鉛直方向に押すことが出来ません。結果

スピードは下がり、それが続くと速さはどんどん低下していきます。

姿勢が悪いと結果。速く走ることは地面着地の際に脚の筋力で行うことになります。

これでは後半のスピードは大きく減速します。疲労で。

 

ですのでスタートから、10mくらいまでは本来は上半身だけだ走るイメージです。

脚の回転はその後使っていくことが、後半の減速幅を少なくすることになります。

ではどのように上半身を効率よく使うのか。

②上半身でのスタートダッシュ

写真②はスタブロでのスタートダッシュの時です。上半身をダイナミックに使い前に

進む推進力にしています。止まった状態から一瞬で動き出すときには、この上半身の

引き上げがとても重要になります。

③④上半身を使っての身体のトレーニング

 

写真③④では上半身を使って身体を引き上げるトレーニングです。

下半身ではなくいかに上半身を使って身体を動かすか。これが鍵になります。

上半身をどれだけ使えるかが、空中で自分の姿勢を高いポイントで維持できるかに

繋がります。

このトレーニングが上半身だけで行えるなら次にジャンプ動作に入ります。その際も

基本は上半身を優先した形でトレーニングを行います。上半身が使えることで

身体を引き上げることが可能になります。

上半身をしっかりと使えることで、走る時の特にスタートから10m~15mで

脚を出来るだけ休めることが出来ます。

100mでは、脚の回転は出来れば15mくらいから加速していくことで後半の失速を

抑えることが可能です。

100mの速い選手は上半身をうまく回転させています。上半身の使い方で下半身の使い方に

大きな影響が出来ます。ジャンプ競技ではすべて上半身をいかに優位に使えるかが鍵になります。

100mを走るのもジャンプの連続です。是非、上半身を効率よく使い100mをもっと

速く走りましょう!!

 

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asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

トレーナー兼コーチ 野島

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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