今日は冬場に筋トレでのダイエットについてのお話です。
寒くなりなかなか汗もかきにくい、運動しても痩せにくいとお思いですが、
冬場の方が暑さが無い分、動きやすくなります。
暑いと湿度、温度ともに高いとなかなか心肺機能がすぐに
悲鳴をあげ、筋トレを行うにも精神的に身体を動かしにくい部分があります。
しかし、冬場は逆です。暑さや湿度が無い分、心肺機能が
一気に向上することはありませんし、暑い時に比べると身体をうごきやすくなります。
特に有酸素系運動は夏場よりも快適に行うことが出来ます。
その点でも冬場の方がダイエットを行うには環境はいいと言えます。
特にはハードなトレーニングではこの時期身体が温かくなるので
やりやすくなります。
では効果を出すにまずは、関節をしっかりと動かすことが必要です。
特に股関節周りを、股関節には大きな動脈が通っており股関節をしっかりと
動かすことで筋肉が温まってきます。
そしてもう一つは呼吸筋を。
呼吸筋はとても大きな筋肉ですので、呼吸する筋もしっかりと使うことが
重要です。
股関節を動かすには様々なストレッチがありますが私がお薦めしているのは
スパイダーというストレッチ。
股関節を前後左右に動かすストレッチです。とても大きな関節ですのでしっかりと
動かし、筋トレに備えます。
筋トレではほとんどの種目が股関節周辺の筋を使います。
ですので上半身のトレーニングをする時でも股関節をストレッチすることはとても
有効的な薦め方になります。
ストレッチをしっかりと行うことはその後のトレーニングのレベルを大きく変えます。
①スパイダー
①股関節を前後左右に動かします。足裏を固定することでしっかりと
股関節を動かすことが出来ます。
②伸展スクワット
写真②では姿勢を崩さずに行うこで背筋や股関節を意識することが可能になります。
股関節をしっかりと使うことで血流いっきに向上し筋トレの効果をあげます。
③呼吸での胸椎伸展ストレッチ
写真③では呼吸筋を意識しながら胸椎のストレッチをしていきます。
呼吸筋を意識することでお腹の伸展力があがります。呼吸が浅いとお腹が
収縮だけしてなかなか伸展することが出来ません。
このようなストレッチをファンクショナルストレッチ、機能的なストレッチといいます。
身体の機能を最大限に発揮するにはそれに必要な予備運動が必要です。
筋トレでは大きな負荷を出来るだけ正常な関節可動域一杯使うことで筋力を強化することが出来ます。
是非、筋トレでダイエットを成功する為にも予備運動を正しく行うことが
その後の筋力トレーニングの効果を大きく左右します。
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トレーナー兼コーチ 野島