サッカー選手に多いグロインペイン症候群をトレーニングで改善。

サッカー選手に多いスポーツ障害としてグロインペイン症候群と言われる

障害があります。

この障害は股関節の付け根部分、恥骨周辺に痛みが現れる障害です。

痛みは股関節を曲げる動作や圧痛で顕著になり

走る、キック動作、しゃがみ動作などで顕著に現れます。

しかし、病院にいってもこれといって大きな効果がある治療方法はなく

塗薬や痛み止めを飲む程度になります。

その大きな原因は発症の機序がよく解明されていないためであります。

 

当クラブで私の経験上、サッカー選手に多いのが現状ですが他の競技選手でも

症状がある選手はおられます。また、男の子に多いというのが書物などに

記載されていますが女の子にも発症することもあります。

 

原因は大きく2つあります。

サッカーだけではありませんが、特にサッカー多い原因は上半身を使わないで

キック動作を続けていること。

又、姿勢が普段から悪く猫背気味の子供さんに多く発症しております。

 

キック動作は本来は上半身から始動して下半身につなげていく必要があります。

しかし、多くのお子さまはキックする際に下半身だけでボールを蹴ろうとします。

そうすることで、身体の体幹と言われる部分が正常に動かずに脚のみでボールを

蹴ることになります。その際に股関節は常に曲がった状態で維持され

股関節を伸展(伸ばす)行為が損なわれます。それが股関節に負担をかけ痛みに繋がると

推測されます。

 

ですので当クラブでグロインペイン症候群で来られた方は股関節の動きを確認し

 

身体全身でボールを蹴るトレーニングを処方していきます。

写真①

写真①を見てください。

子供さんがボールを蹴る瞬間の動きです。

腕を伸ばして股関節が大きく伸展しています。

これが本来のボールを蹴る動作になります。右股関節と左腕が対角線上に

綺麗に伸びています。

このような蹴り方ならグロインペイン症候群になることはありません。

しかし、多くの子供さんが腕が伸びない為に股関節を伸展(伸ばす)ことがなく

ボールを蹴っているのです。

この上半身と体幹と下半身の連動動作が出来ない為に股関節が正しく機能せずに

痛みを伴うことになります。

 

運動とは上半身と体幹と下半身の連動です。この連動が作動しないと

現実的にはうまく動くことは出来ず、動いていたとしてもそれは代償動作と言われる

動作で必ず身体のどこかに負担をかけることになります。

 

グロインペイン症候群を改善するには上半身、体幹、下半身の連動動作が上手く出来てこそ

痛みを無くすことになります。

②股関節伸展トレーニング

 

写真②では股関節を上半身を使って伸展する動作です。

右股関節を伸展するには左上半身を伸ばす必要があります。

対角線上に伸ばすことでその後伸展された筋肉は戻ろうとします。

それがキック動作になります。

しっかりと伸ばす、体幹を中心に伸ばすトレーニングを行うことで

身体の筋肉は勝手に戻ろうとします。そのことを意識して行うことが

グロインペイン症候群を改善、予防することになります。

なかなか股関節付け根が痛く治らない、グロインペイン症候群と

どのようにして付き合っていけばいいかわからない、などでお悩みの

親御様気軽にお問い合わせください。

 

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

 

トレーナー兼コーチ 野島

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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