先日に続きまして今日は、サッカー上達トレーニングの実技編です、
昨日はサーバーの緊急メンテナンスで夜20時から本日2月6日の朝7時まで
ブログ更新が出来ず申し訳ございませんでいした。
この場をお借りしてお詫び申し上げます。
今日はサッカー上達トレーニング実技編です。
昨日もお話させて頂きましたが、いかに上半身を優位に使うかが
スピードアップだけでなく、方向転換時にも大きく影響していきます。
上半身を優位に使う為に必要な身体の使い方が大きく2つあります。
1つ目は胸椎の回旋、伸展する能力です。
胸椎が大きく可動することで身体の様々な部分を使いやすくなります。
また、伸展することで背中の筋が活性し姿勢を維持することが可能です。
2つ目は肩甲骨がうまく使えるかです。
肩甲骨がうまく作動することで肩の可動範囲が広がり
背筋群が使いやすくなる為より背中の筋肉の柔軟力と強化を
行えます。
写真① 肩甲骨トレーニング
写真①では肩甲骨を動かすトレーニングをしています。
腕を回旋させることで肩を前方に押し出しています。
この肩の動作が出来ることで前方に進むことで
股関節への体重移動をスムーズに行うことになります。
肩甲骨は肋骨の上に浮いているような状態になっており、
この肩甲骨の可動性が低いと腕を振るという動作に大きく影響します。
腕の筋肉が作動するには肩甲骨がスムーズに動いてくれることで
上腕の動きの効率をあげることが出来ます。
図1
図1では肩甲骨の部分が黄色くなっています。
腕を挙げる際には肩甲骨の下部が上方に回旋していきます。
このように肩甲骨の動きが腕をあげる動作を可能にしています。
しかし、この肩甲骨の動きが制限されると腕の動きにもかかわり
結果サッカーの場合、走る、蹴るスピードに影響するのです。
写真②胸椎の伸展トレーニング
写真②では胸椎の伸展能力を高める為にチューブをもった状態で
選手自身が少しだけ前方に進み自分の胸椎を立てるトレーニングをします。
胸椎の伸展動作が行えることは自分の姿勢をコントロールすることになります。
又、胸椎が伸展出来にくくなると肩の運動にも大きく影響します。
胸椎の後方にある肩甲骨も常に影響をうけます。
図2
図2の場合でも胸椎が伸展することで
腕があがりやすくなるのは肩甲骨と密接しています。
写真② 肩、胸椎を使った動き
写真②では胸椎と肩の動きを使って実際に相手を抜くトレーニングです。
この動きでも上半身が優位に動いて相手を抜いていきます。
このような場面はサッカでは非常に多い動作です。
是非、上半身の動きを優位に動かせるようにしませんか。
サッカーの動きは確実に変化しますよ。
サッカーの競技力向上、怪我でお悩みの親御様気軽にお問い合わせください。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ 野島