あすか鍼灸整骨院、asukaトレーニングクラブのトレーナー
兼治療家の野島竜一です。
雨の中のクライマックスシリーズはトレーナーの立場から
いうと非常に危険ですね。特に大雨で地面がどろどろの場合
滑ることや転倒する恐れがあるので本当は選手のことを
考えるともう少し日程を調整してほしいと思いますね。
今日の投稿テーマは3点支持をいかに立った状態でおこなうか。
この3点支持は自分の体重を支える上で非常に重要です。
3点とは母指球、小指球、踵の3点です。
通常この3点でしっかりと地面を支える必要があります。
しかし、現実は小指球や踵に体重が移行しやすい状態です。
母指球への意識が薄くなっているのが現実です。
3点支持で支えるにはまず自分の姿勢を確認してみましょう!!
どうしても踵や小指球側に体重が乗って立っている傾向があります。
それを確認するのは肩幅くらいでしっかりと膝、股関節を伸ばし
脊柱もまっすぐで立った状態からつま先立ちになってみて
ください。10秒くらいそのつま先立ちでしっかりと
ふらふらしなければOKです。
それを20回くらい。これが出来ないということは
普段体重が母指球に乗っていない可能性があります。
これが競技や普段の子供さんの生活に大きな影響を与える
ことになります。
外反母趾、扁平足、足の関節の硬さにつながります!
3点支持が出来ていないと足の障害に
なることは少なくありません。
外反母趾は最近では小学生にもみられる
症状です。また、扁平足も最近では
7割近い子供さんが足裏のアーチが
なくなってきています。
足の関節が正常な動きから離れると
捻挫や骨折を起こしやすい、動作に
なります。これらを改善するにも
3点支持は非常に重要です。
3点で支える事は、まず均等なバランスで
体重を受け止める事が出来ます。
このバランスのとれた状態が怪我を
予防する事になります。
地面をしっかりと踏むことで股関節
で身体を支えることが出来ます。股関節を使うことで
身体のバランスはよくなります。
地面を押さえるのはあくまでもお尻の筋からの
力です。
この状態を維持できれば足関節は安定し
左右に振られたり回旋することは軽減します。
その結果捻挫、扁平足、
外反母趾を予防することになります。
足の裏は普段あまり意識しないことが
多いです。しかし、足裏は地面を支える
唯一の箇所です。そこが崩れていくとその崩れは
上方に移行することになります。
しっかりとした根をはることで強い木がたてるのと
同じですね。
しっかりと3点支持を意識することを私も普段から
心掛けています。
足の障害や怪我でお悩みの方、
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