奈良市ゴルフスイングトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。
今日は昨日からの第2弾!!
飛距離を出す為の身体の使い方についてです。
ゴルフでは先日にアップしました股関節を使うことがとても大切であるとお伝え致しました。
その中で股関節を使い地面からの反力をもらいフォロースルーにつなげるには最終的には胸椎の大きな回旋動作が
必要になるのです。
この胸椎の回旋は最大で50度くらい回旋出来ると言われています。
その為、胸椎の運動が左右ともに制限があると実際にはフォロースルーの時に回旋することが出来ないのです。
このフォロースルーが本来ゴルフではとても大切です。しかし、この胸椎の可動性を確保しないままゴルフを
行うと腰で代償を行うことになり、結果腰を痛めることになります。
その為腰を痛める方も少なくありません。しっかりと胸椎の回旋でスイングを行うことをお薦めします。


①②胸椎の回旋を伴うトレーニング風景
胸椎を回旋の可動性を高めるにはいくかの条件があります。まず
①呼吸で回旋を行う
②下半身に動きを入れない、胸椎の関節単独で行う
写真①②では下半身を止めた状態でマットで胸椎の回旋動作をおこなっております。
胸椎の回旋を行うには、下半身の動きを制限した上で行うことがとても大切になります。


⓷④回旋トレーニング
次にゴルフのスイングに近づける為に立位で写真③④のように
股関節のヒンジをつくった状態で胸椎の回旋をおこないます。この時、胸椎だけを
動かし、下半身を動かさないことを意識します。この時、足裏で地面をしっかり支えておくことが
大切になります。
回旋動作では腰を回旋するとどうしても肘が曲がる、膝が動く、股関節が動くなど代償動作が多くみられます。


⑤⑥チューブでの胸椎回旋トレーニング風景
胸椎を回旋するにはもう一つ重要なポイントがあり、それがアンチローションと呼ばれる動作です。
アンチローショントレーニングとが回旋を抑える部分と回旋する部分を分離して行うトレーニングになります。
写真⑤⑥では腰椎の回旋を制御して胸椎だけを回旋するトレーニングになります。
この動作を左右ともに行います。このアンチローションがスムーズに出来るようになるとゴルフのスイングでも
腰椎の回旋ではなく胸椎の回旋でスイングを行うことになります。
このように胸椎の回旋をマット、立位、チューブ(負荷をかけて行う)トレーニングを行うことで
スイングの時に胸椎の回旋を充分に活かせるようになります。
ゴルフでのフォロースルーが綺麗な選手はこの胸椎の回旋力がすぐれていると言われています。
スイングをして腰に違和感などがある場合は注意ですね。腰で回旋を続けるといつか腰を痛める原因になり
またゴルフのスイング力があがらなくなります。これでは飛距離を出すことは難しいのです。
正しい胸椎の回旋の角度を身につけてスイングを行うことをお薦めします。
ゴルフスイング専門トレーナー
野島竜一



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