奈良市ジュニアアスリート専門ジムのasukaトレーニングクラブ。
今日はバスケットボールでの競技力向上についてです。
バスケットボールも最近は完全なプロ化になり、レベルが各段と向上しています。
しかし、小学生、中学生で初めている選手では基礎的な動きが出来ないため
なかなか上達しないケースが少なくありません。
特に中学くらいから始めるとと動きが全く逆のことを行う選手も多いのです。
バスケットボールでは横の動き、前後への切り返しの動きがとても速く行われます。
しかし、動くときに以前もおられたのですが、右方向に横にディフェンスで動くときに
右脚から動きだす選手がいました。
これでは左脚がおかれたままで動くため、速く動くことはできません。
また進行方向から動くと急にとまり逆の左に動くときに急にブレーキをかけれない為
1~2歩動くのが遅れます。
このような動きを3年間しても速く動くことは難しいでしょう。逆に膝、足首の怪我を行うリスクが増加します。
しかし、これが現状です。
基礎的な動作が出来ない為、なかなか上達しない、しかし、それは動作の基礎がもともと違うのです。
勉強で言えば九九の答えが違うのを覚えていることになります。
まず動く動さを正確に覚えましょう。
全ての競技力向上に言えることは基礎ドリルを正しく行えるかどうかです。
よく才能でプレーをするとかいいますが、これは違います。
素質がある無いも、小学生の時は上手だった、でも中学、高校で伸び悩みする。
これはただ、その時期に他の子供さんよりも成長する速度が速かったためで、
本当の意味で競技力向上している訳ではありません。
それよりもじっくり時間をかけて基礎的なドリルを行うことで、今後どの競技を
行うにも競技力を向上することが出来、何よりも怪我をしない身体をつくります。
その為にも基礎ドリルを正確に覚えましょう。
①動くときは進行方向と逆側を押して進む。
②止まるときは、進行方向と反対側を押してとまる。
⓷すべてにおいてパワーポジションが必要
⑤股関節を優位に使う。
この5つが出来ることで、動作のコツを覚えることが出来るのと怪我を予防することになります。
①横方向では反対側を押す
写真①のように斜め方向に動く時に左脚から前に行くのではなく、右脚を押して左斜め方向に移動します。
このように動き時に、どちらの脚で地面を押すかで、その後のプレーに大きな影響を与えます。
このような動作のコツを正確に習得すると今までとは全く違う速さで動くことが出来ます。
バスケットボールではターンオーバーと言われる様々な動きに対して色々な動作を必要とされます。
その動きをまずは正確に覚えませんか。中学3年間は早いです。練習をしてもなかなか追いつけないや
ディフェンスに早くいけないなどは結果的には動作スキルが間違っていることが多いのです。
是非、バスケットボールでの動きのコツを覚えてレベルアップしよう!!
トレーナー兼コーチ 野島