奈良市 パーソナルトレーニングジム/ 腰の痛みを改善しながらダイエットも行うトレーニング方法とは。

 暑い日がつづきますね。

最近はダイエットを行うにも糖質の重要性も言われています。

過度な食事制限は結局はエネルギー不足になるため、

あまりお薦めできませんね。体力もなくなり運動能力も低下しているところに運動を

しても筋力を向上させることは難しいでしょう。しっかり糖質も摂取しましょう。

 

今日は、腰の痛みがあるがダイエットをしたいというご質問が多数ありました。

腰が痛くてなかなか運動が出来ない、でも体重も落とさないといけない、そんなお悩み少なくありません。

しかし腰が痛いと運動って何をすればいいのかわからないケースがすくなくありません。

腰が痛い大きな原因はいくつかあります。

①体重が増加し腰椎に負担をかけている。

②腰を反ることが多く、お腹の深部筋が使えていない。

⓷股関節、胸椎が硬く腰で多くの動作を担うため。

このようなことから腰への負担が増加し痛みとつながります。

それが脊柱管狭窄症や腰椎ヘルニアなどを誘発することになります。

しかし、脊柱管狭窄症腰椎ヘルニアだから運動出来ないのでしょうか。

それは違います。私も現に、腰椎ヘルニアを2か所抱えています。

しかしスクワット100Kg,ベンチプレス90kg、デッドリフト110kgをあげています。

これは、正しい動きや活動する筋を活性させれば問題なくトレーニングを行ない、ダイエットを

行なうことができます。

では、まずどのように進めていくのか。

①呼吸筋でお腹の深部筋を動かしていきます。→特に腰の痛いかたは、骨盤が過度に前傾しニュートラルポジションに

動かせないでいる為に、腰の湾曲が加速して神経を圧迫することになります。

まずは呼吸で腰椎を地面につけて膝を三角にして殿筋で骨盤をニュートラルポジションにもどすトレーニングを

おこないます。

①骨盤のニュートラルポジショントレーニング(cカーブ)

この①のトレーニングを行なうことで殿筋、ハムストがつるくらい負担が来ているとOkです。

最初はかなりきついですが、骨盤がニュートラルポジションにもどると腰の痛みはかなり和らぐことになります。

このトレーニングが出来ると立位でも臀部やハムストに力を入れることができる為、腰を保護することになるのです。

 

②~④ 腹部深層筋を使った腹筋トレーニング

次に②~④のように腹部深層筋を活性させるトレーニングを行ないます。このエクササイズでは

骨盤を先ほどの①のようにニュートラルポジションにして脚を交互に動かす運動になります。

見た目よりも意外とお腹に刺激がきます。

この運動で脚を入れ替えるときに骨盤の位置を維持できることで、このあと立位での歩行や階段の運動にも

つながることになります。

⑤股関節ヒンジトレーニング

最後に⑤の股関節のヒンジ動作を行ないます。このときも同じですね、①~④のときにおこなった骨盤がニュートラルポジションで

行なうことを忘れないようにします。

このヒンジ動作まで行うことが出来れば、あとはスクワットなどの下半身のメニューを腰の痛みなく行うことが可能になります。

 

腰が痛いから運動を全て中止する、それで最初はいいですが、その後どうしましょうか。

長期間運動をしないと今度は筋力がどんどん衰え、動くことが出来なくなります。

まず痛みの頻度にもよりますが、出来る部分からすこしずつ行ない身体の運動機能を低下させないようにしましょう。

それが最終的には動ける身体をつくり腰の痛みも改善することになります。

 

私も同じでしたので、最終的には自分の身体は自分で正しく動かすことで

痛みはなくなり腰が痛いときよりももっと動ける身体になりました。

 

腰が痛いがダイエットをとお考えの方、まずは出来る所から少しずつ身体を動かして

いきましょう。

コーチ兼トレーナー野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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