ジュニアの姿勢改善シリーズ最後第3弾。
今日は足裏についてです。
足裏は唯一地面に接地している部分。
この足裏の意識がうすいと地面からの力をもらうさいにとても不利な状況になります。
実際、多くのトップアスリートが裸足で砂浜を走る、トレーニングを裸足で行うなど
裸足で行なう選手は少なくありません。
この裸足でトレーニングを行なう理由が2点あります。
まずは足裏の感覚を研ぎすますことです。2点目は小指球、母指球への強いイメージです。
しかし、今回私がフォーカスをあてているのは小指球部分にあります。
この小指球が強くイメージ出来ないとなかなかうまく地面を押すことが出来ないのです。
地面を踏む時には、最初に小指側から地面に接地します、その為小指側の意識が弱いと地面を正しく支えられずに
親指側に体重が傾きます。その為。足首、膝の位置が不安定になるのです。
特に小学生では、地面を押す力が弱いと地面反力という力をいもらえない為に
運動動作に大きなロスになるのです。特に最近では裸足で地面を支える練習をほとんどしない為に、
足裏が弱く、偏平足のお子様も多く、その影響が腰の痛みや肩の痛むなど、脊椎の衝撃吸収の妨げに
なっているのです。
扁平足は、地面を押す時に足うらの縦アーチ、横アーチの形成がなくなりおきます。
この扁平足はある程度の年齢になると改善することが難しくなります。
①足裏のトレーニング
写真①では足うらの縦アーチのトレーニングです。
グーをするイメージで足裏を出来るだけ踵と指先を近づけます。
最初はつるくらい痛いのですが、これが出来ることで足裏を強化することにつながります。
1日10回でもいいので行うことをお薦めします。
②足の甲
足の甲が写真②くらいしっかりと指の形が出るくらいが理想です。
この指の形が出てくることが一つの指標になります。
③足うらトレーニング
写真③では足のつま先でたつトレーニングです、このとき、小指側もしっかり第1関節から曲がっていることが
理想です、最初はなかなか足の指が痛くで曲げることは出来ませが、なれてくると写真③のように
足指を曲げることが出来ます。
この時も小指側もしっかり曲げることが必要になります。
小指側までしっかり行うこよが①②③とも出来ることで小指側の意識をつくることが出来ます。
小指がわに体重を載せることができると、立つときにしっかり地面を押す意識が出来ます。
これは本来手でも同じことが言えます、小指側の意識が弱いと背中への意識が弱くなるのです。
姿勢を改善することで、まず普段の生活での姿勢が安定します。それが結局は
競技スポ―ツでも活かせるのです。
3日間にかけてお届けしましたが、姿勢を強化することは、本来の普段の生活をも
改善することが出来ます。
是非、姿勢改善トレーニングで競技力を向上させましょう。
トレーナー兼コーチ野島