奈良市 パーソナルトレーニングジム/  サッカー・ラグビーでのアジリティ・俊敏性をあげるトレーニングとは!!

奈良市パーソナルトレーニングジムのasukaトレーニングクラブ。

当クラブではジュニアアスリートのパーソナルトレーナーを

この11月から募集致します。ジュニア選手のトレーニングに興味のある方

採用は2~3名。

是非、ダブルワークで自分の可能性を高めたい、もっと自分自身を

スキルアップしたい、トレーニングを本格的に勉強したい方など

を募集いたします。

興味のある方は0742-22-0120

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

担当野島まで。よろしくお願い致します。

 

今日はサッカー・ラグビーでのアジリティ能力・俊敏性についてです。

アジリティ能力をあげるには、ミニハードルやラダーを行うことでは

なかなか速くアジリティ能力をあげるのは難しい。それは動作の手順を覚えることが

出来ないと、ラダーは上手に出来るけど速く動けないということになります。

 

ラダーやミニハードルがダメなのではありません、身体の動作のメカニズムが違うと

ミニハードルやラダーで練習してもアジリティ能力をあげることは難しいのです。

 

身体には、動作の手順ルールがあります。

サッカーやラグビーでは前後半合わせて80~90分の時間を動き続けることになります。

この中で、スピードが後半各段と落ちると、なかなか試合でのパフォーマンス向上には

つながりません。これは小学生~高校生でも同じことが言えます。

特に小学生では試合のコートが短いだけに0~5mくらいの速度を何十本動いても

同じ速い速度で移動できることが理想です。

しかし、ほとんどの小学生は後半になると速度が落ちてきて動きも遅くなります。

これは、後半になると前半から動作のエラーが出ていると脚が前に出なくなります。

 

これは前半から身体の大きな関節ではない部分、大きな筋力ではない部分を多用していると

後半疲労で動かなくなります。これは心肺機能にも影響します。

大きな筋や関節でない部分を多用することで大きなエネルギー消費を行うことになり結果、

体力、スピードとも低下することになります。

 

では、どのようにすればいいのか、身体を動かすときにそれも短い距離を

走るときのポイント。

①前傾姿勢を必ずとる。但し猫背にはならない。

②踵が反対側の膝の付近を通過して動くこと。

③小指球で地面をしっかり押す

が必要になります。

簡単そうですが、これを毎回行うには身体の動作を習得する必要があります。

姿勢を保つには小学生でもそうですが、姿勢を維持する筋や関節を正しく使う必要があります。

それは背中と股関節に。背中が丸くならずに、姿勢を毎回保つ必要があります。

①走りだすときの姿勢

写真①ではかなり前傾になっていますが、練習ではこのくらい前傾でもいいと思います。このとき

頭からお尻までを一直線のイメージが必要です。

②地面を捉えるときには後方の脚の踵が前の脚の膝周辺を通過することが理想です。

②写真では踵が膝の付近を通過しています。この動作を繰り返すことでより脚の回転速度をあげることになります。

最後は地面を押す時に母指球に意識がいきがちですが、出来るだけ小指球を意識しましょう。

小指球を意識することで、地面を捉える際にとり地面を押す力を増すことが出来ます。どうしても小指球ではなく

母指球だけで地面を押すと、つま先が外側を向いてしまい結果地面を捉える足裏の接地面積が小さくなります。

 

この①~③は誰でも行うことができることです。しかし、ほとんどの選手は動作の手順を知らずに

プレーをおこなっており、結果自分が遅くしか動けないと思っています。

しかし、本来はそうではないのです。

正しい手順を行うことで誰でも速く動くことが可能なのです。

アジリティ能力をあげるには正しい動作の手順を覚えましょう。

 

トレーナー兼コーチ野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。