奈良市のジュニアトレーニングジムのasukaジュニアアカデミー。
今日はお問い合わせが多い野球でのパフォーマンス向上についてです。
最近野球でのお問い合わせが非常に多くあります。その中で当クラブで行っている
野球でのトレーニングについてです。
特に、当クラブは13年前から野球での専門的なトレーニングを投球や守備に準ずる
内容を行い、甲子園出場する選手も多くおられました。
全国制覇した選手も在籍していました。
この野球でのパフォーマンス向上には現在のトレーニングは動作に大きなポイントがあります。
これは野球だけではないのですが、投球やバッティングなどを練習してもなかなか成果が出ない
場合に確かに練習の量もある程度は必要です。しかし、動作でエラーが出ているといくら練習しても
大きな効果は得られないかもしれません。
ではどのようなトレーニングをおこなうのか動作の分析になります。
動くということはとても速い動作をおこなっています。
例えば野球での投球ではボールをもち投げるまでの秒数は3秒程度でしょう。
そして一度投げるモーションに入ると140,150kmの速度を投げるフォームを目視でみて
判断することは容易ではありません。また、関節などは複雑に動いており筋トレをただする、
体幹を行うという内容では今後ジュニア世代でも競技力を飛躍的に向上するのは難しくなります。
特に、投げすぎ、練習過多で関節や筋肉への負担が大きくなれば当然、フォームも大きく崩れることに
なります。その為まずジュニア世代に求めらるのは
①けがをしない身体づくり
②正しい関節の使い方
③重心の移動方法
この3つが大きく競技には影響します。これは野球でも同じです。
アメリカでは動作を確認してから個人個人のトレーニングプランを作っているくらいです。
その為、私どものトレーニングジムでは動作=ムーブメントモーションを
トレーニングしています。逆に正しいムーブメントモーションが出来なることで
怪我のリスクを大きく減少します。
ではどのような動作トレーニングをおこっていくのか。
これは、個人個人の野球での動作により変化するのですが、
まず投げる投球モーションの部分について。
投げるには大きく3つの動作が最低では意識づけが必要です。
①~③投球モーション
投球動作を簡単に分析しますと
①スタンディング部分で軸脚の股関節で体重を支えています。
②下半身と上半身のモーションに入るのですが股関節でのローテーションがかかり
その後胸椎の伸展と回旋動作が入ります。
③踏み込み脚の股関節の内旋、ローテーションが行われ胸椎の回旋でフォロースルーに入ります。
この動作で重要になるのは股関節のローテーション、胸椎の回旋、伸展動作。
この胸椎と股関節は同時に行われません。
これは関節の構造の問題で腕をふり股関節で一度ローテーションがとまり胸椎の伸展回旋で
大きな対側の伸張が行われます。
その後、踏む込んだ股関節の内旋、ローテーションが行われそこで下半身の軸回旋がとまり
その力が上半身の回旋に大きく繋がり大きな力となり速球をなげることになるのです。
しかし、このメカニズムは普通に練習しても高校生か大学生くらいまではなかなか自分で
理解していくのは難しいと思われます。プロ選手でも多くの選手が動作トレーニングを
現在はおこなっております。アメリカにはその専門の施設があります。
それだけ競技で使う動作は非日常的な動きがあるため、競技スポーツに適して
動作トレーニングが不可欠になります。
当クラブでは今まで野球での現場や
ジュニア世代~高校生、大学生などの多くの野球選手のお子様を
指導した結果多くの動作トレーニングをおこなってきました。
是非、野球でのパフォーマンス向上を御考えの方、気軽に体験してみてください。
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トレーナー兼コーチ 野島