ジュニアトレーニング/動作から導くトレーニング,野球の投球動作を改善して球速をあげよう!!

奈良市ジュニアトレーニング、動作から導くトレーニング asukaトレーニングクラブ。

今日は野球での投球動作を改善して球速アップにつなげる方法とは。

 

日本でにプロは球速が平均143km/h前後。

しかし、メジャーでは147km/h前後になります。

最近では高校生でも140km/hは普レベルになりつつあります。これは投球動作の

メカニズムが解析さらトレーニング方法がより進化していることが大きな要因になっています。

 

ただ小学生では球速をあげる為のトレーニングはあります。しかし、これは球数制限などを

きちんと守ることが必要です。

小学生なら硬球で1試合50球を制限とします。これ以上は小学生には

怪我にリスクをあげます。中学生でも70球までになります。

また連投は禁止です。

最低1週間は投球間隔をあけましょう。軟式の場合でも70球まで

連投は禁止になります。

この投球制限が前提にあります。

 

ではどのようにトレーニングすることで球速が向上するのか。

まず球速をあげるにはポイントが3つあります。

①胸椎の回旋、伸展の可動性。

②股関節の可動性

③体重移動と重心移動

この3つが揃うことが必要です。

 

最近のフォームではテイクバックは基本大きくしません。しかし、これは

肘にかかる負担が大きくなる為でもあります。

球速をあげるにはまず身体全身の関節や筋を伸張させることが必要です。

腕だけでなげるフォームでは必ず怪我に繋がります。

 

この胸椎のしっかり伸展、回旋するトレーニングがとても大切になります。

①②胸椎に動作

野球でに投球に関わる胸椎の伸展、回旋動作はとても重要です。

写真①②はテイクバックの時の写真です。この時見て頂きのは

顎が胸につくくらい伸展しているということです。この伸展角度がこの後の投球での

球速につながります。

胸椎が伸展、回旋されることで胸、腹部の筋は大きく伸張されます。

この大きな伸張があることでこの次に収縮しようとします。

この収縮する時がフォロースルーになるのです。

しかし、この胸が上方を向き、身体が前方に突っ込まない、この状態を維持するには

胸椎の伸張がとても大切になります。投げ切る瞬間までこの姿勢を維持してほしいのです。

これはやり投げにフォームにも似ています。

 

投げるという部分では動作が似ている部分が多々あります。

では小学生からでもこの胸椎の部分の伸展、回旋のトレーニングはとても重要になります。

 

①②胸椎回旋動作

 

胸椎を回旋、伸展時に気をつけることは腕主動ではないということです。

基本腕ではなく、胸椎から動作を行う意識です。

胸椎は大きな伸展力を持ち合わせています。胸椎は12個の椎体からなるために

伸展する力、角度も多きなものがあります。

この胸椎の能力をほとんどの選手が半分も普段使えていないと思います。

胸椎が多くな運動を行うことで写真①②にわかるように腕の振りの後方が小さくなります。

逆に胸椎が伸展回旋しない選手はその代償を腕を大きく後方に振ることで

行ないます。しかし、それでは実際には肩、肘の傷害につながります。

 

投球でのスピード向上にはこの胸椎の動作改善がまずおこなってほしいです。

股関節の内外旋動作や体幹の連動もあるのですが、

胸椎の使い方が上手くなることで、股関節や体幹の使い方にも大きな影響がでます。

 

胸椎の可動性を向上させることでスピードが10km/hは速くなります。

是非、野球での球速向上で御悩みの親御様気軽にお問い合わせください

 

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トレーナー兼コーチ 野島

asukaジュニアトレーニングクラブ

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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