9月に入り運動会の練習を行う小学校が増えています。
運動会というと徒競走。50mやクラス対抗リレーなどが
あります。やはり速く走りたいとお思いのお子さまは少なくありません。
今日は、運動会で一番になる方法です。
運動会では50m走がほとんどです。リレーでは多分小学校、中学校ではグラウンドの大きさからいっても
50m程度だと思います。
では、この50mを速く走る方法を今日はお話していきたいと思います。
まず、速く走るにはスタートがほとんどです。このスタートで遅れると50mではなかなか
追いつくことは簡単ではありません。次に後半の30~50mでいかにスピードを落とさないか。
よく後半速いとかいいますが、これは速いというよりスピードが落ちないことを
意味します。小学生~中学生ではこの30mあたりでスピードが落ちる為に遅く感じます。
スタートと後半をいかにするかが50m走ではポイントになります。
スタートの時にまずは後ろ足の踵が地面についていませんか。
踵は基本つかないです。
前脚に体重を載せましょう。あと腕を大きく振りかぶります。
姿勢は低く、頭はあげて10mくらいまでは頭をあげないイメージです。
これだけでスタートで1~2m速くスタート出来ます。
これはスタートが一番遅いのです。みんな。そのスタートで速く走ることは
とてもその後有利になります。その為にも頭はあげないことです。頭をよーいドンであげると
空気抵抗をもらい、身体が後方に反ります。これではスタートでとても大きな力を使うことになり
後半のスタミナがもちません。
ですので、頭は10m程度は上げないことがポイントです。そして踵は走る時は
つきません。(写真①参照)しかし、意図的にあげるのではなく、地面は足の真ん中で踏むことで踵がつかないで
走れます。これで後半の30mまでかなり速く脚を回転させることが出来ます。
①踵は走るときはつきません
次に上半身の腕の振りです。
腕の振る速さが脚の回転と繋がります。
②ジャンプトレーニング
腕を速く振る為写真②のポゴジャンプというトレーニングをお薦めします。このトレーニングでは
地面を出来るだけ強く押して空中にジャンプします。しかし、腕の振りを使わないと連続で行うことは
出来ません。10回~20回連続でジャンプしていきます。バウンドするような感じで。
この時に自分の肘が肩のラインまで届くくらいがベストです。このくらい腕を振ることで
ジャンプ力は大きく変化します。
これが走るときに有効になります。
このポゴジャンプを連続で行えることで、走るときも同じです、しっかりと肘が肩のラインまで
振ることで10m~30mのスピードが向上します。
そして後半の30m~50mです。ここで注意することが顎があがらないことです。
顎があがると腕の振りが小さくなり、脚が後方にながれて走ることになります。
ですので決して顎はあげないで腕のスイングを変えずに走ります。
③スキップトレーニング
後半の腕の振りをイメージするには10m~20mをスキップすることです。
スキップは腕の振りが大きくなれば進む距離も伸びます。このスキップを練習することで
50m走を走り切る体力と腕の振りをイメージしやすくなります。
20m出来れば、30m、40mをスキップしましょう。
この2つのポイントを意識してみてください。
3m~5mは速くゴールにつくはずです。是非、運動会で一番になれるように
頑張ってみてください。
速く走りたい、速く動きたい 専門トレーニングを行っております。
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トレーナー兼コーチ野島