ジュニア競技でパフォーマンスをあげるには競技のスキル練習も必要です。
しかし、フィジカル面でのトレーニングは小学生からは積極的に行うことが
競技レベルをより向上させることにつながります。
サッカーでも、ラグビーでも、走る競技ではやはり足のスピードはポイントです。
バトミントンやテニスでは速い切り返し動作や身体のブレのつくないショットは魅力です。
しかし、これはただ競技のスキルを追い求めてもなかなか難しい所があります。
現在の各競技のトップ選手はその競技の特性を考慮したフィジカルトレーニングを行っております。
筋トレとは少しイメージが違います。例えば、小学生では低学年から走り方の指導を行うことを
推奨しております。走るには様々な要素が必要です。股関節の可動性、体幹力、腕の振り、胸椎の回旋、
ジャンプ力など。これを全て一度に練習することは出来ませんが分解して行うことは可能です。
小学生1年生や6歳のお子様からいかに走る為の身体の使い方を覚える為に、いくつかのパーツにわけて説明します。
そうすることで小さなお子様でも自然と正しい走り方が身につきます。
当クラブでも走る指導はどの競技の選手にも徹底しております。これは速く走ることはどの競技にも
必要になるためです。速く走ることは速く動くことにも繋がります。
速く走ることが出来ると次はいかに速く止まれるかです。止まることは走ることよりも
大切です。競技では走り続けることはありません。ほとんどの競技が止まる動作からまた
走る動作に繋がるのです。
この止まる動作を覚えることで、競技での切り返す動さスピードが変化します。
このように競技には動く→とまる→動く→とまるの連続なのです。
しかし、この一連の動作が中途半端な形で行われると競技ではレベル向上は難しくなります。
動作とは止まる、動くの連続です。これが正しく行うことで競技自体のパフォーマンスは
大きく変わります。
競技スポーツでは動きに緩急が必要になります。
この緩急があることで、動作にもためができるのです。どうしても低学年のお子様では
動作に緩急がありません。これは動きに止まる動作が無い為です。
正しく止まるには、野球でも、サッカーでも、ラグビーでもコツがあります。このコツを覚えることで
しっかりとブレーキをかけて次の動作に進むことになります。
ジュニア期ではこのような動作の基本トレーニングがとても重要です。よくあるケースでは
足が速いがよく怪我をする。など足が速いけど、止まる動作が正しく出来ない為に
自分のスピードにブレーキをかけれない為に膝や足首などに大きな負担がかかり怪我をするリスクが
向上します。
是非、ジュニア期には競技を行える運動トレーニングを行うことをお薦めします。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ 野島