今日はいかに速く相手の動きに追いつく方法についてのトレーニング!!
競技では素早く動くことはとても試合ではアドバンテージになります。
しかし、静止した状態から動くことは、簡単ではなく
なかなか思うように素早く動けないことは少なくありません。
これを解消するには、脚を細かく動かすジョッキングと言われるステップ動作を
踏み続けることがとても重要です。
地面を股関節で踏む動作が出来ることで競技では素早く動くことになります。
テニスやバトミントン、卓球では脚が完全に静止した状態で相手の動きを待つことは
とても次の動作にすぐに踏む出すことが出来ません。これは動きだす時に、脳から
身体に指令が行くまでの時間がかかる為に、速く動かすことは限界があります。
特に、相手の動きに対応する場合なら尚更です。自分の方が後に動く場合はある程度
予想するしかありません。しかし、それも予想が外れると結果試合に大きな影響を与えることが
あるため得策とは言えません。
それを解決するにはジョッキングと言われる動作を事前に行うことで相手の動きに対応することが
可能になります。
①試合で相手動きを止めるには。
試合で相手の動きを止めるには、股関節で地面を押す感覚が必要です。
写真①では、股関節を深く曲げ相手の攻撃に備えています。
相手の動きを制するには、相手より低い姿勢で動き、止まらずに動き続けることが
重要になります。
この時に重要になるのがパワーポジションでのジョッキングになります。
パワーポジションで構え股関節で脚を動かすことで相手の動きに柔軟に対応することが
出来ます、それは静止した状態では体重が片足に完全に乗り切ったときに、
動かれると対応するのに時間がかかります。
体重が完全に片足に乗らないようにするには動き続け、体重バランスを均等にすることが
相手の動きについていくことになります。
よく、サッカー、ラグビーで相手に抜かれる、相手に対応できないのは
完全に片足に体重がのることが多くその為に対応するのに時間がかかります。
これは反射的な神経だけではなく、動作に問題があると言えます。
②ジョッキング縦方向
③ジョッキング横方向
②③のように、ジョッキングで縦、横方向への移動を行います。
小刻みに動くことで、素早く動く準備を行います。
この時に重要になるのは、足の踏む位置です。
足の指の第2趾付近がインラインと呼ばれる部分になります。
ほとんど、足の外側は踏まないです。
インラインと呼ばれる第1~2趾の母指球付近で地面を踏みます。
この動作では脚で踏むというより股関節で踏むという意識が必要になります。
このジョッキング動作が出来ることで相手の攻撃に対して事前に
準備が出来るようになります。
脚を止めないことは体力には疲れます。しかし、このジョッキングを
行うことで確実に相手の動きに対応することは可能です。
体重を片足に完全に載せない為には、ジョッキング動作を練習することを
お薦めします。
テニスのトッププレイヤーやサッカーでのJリーグの選手、
バトミントンのトップ選手など多くの選手がこのジョッキング動作を
行っております。
是非、子供さんの競技力で素早い動作をと御考えの親御様、
お薦めです。
asuka-sports.com
asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp
トレーナー兼コーチ 野島