今日は速く走るトレーニング、第3弾腕をしっかり振ることが、
重要になります。
走る時に脚の引く、胸椎の動きを説明しました。
そして最後に腕を振る動作についてです。
腕を振ることで、脚の回転速度を向上することになります。
腕と脚では長さでは脚の方が長いので同じ速度で動かすと当然、
腕の振りが速くなります。その為、初動としては腕の振りを優先して行うことが
重要になります。
腕の振りが速くなれば、それだけ脚の回転速度を向上することにも繋がります。
しかし、腕を振る際に肘を伸ばしてふる子供さんが少なくありません。
肘を伸ばすことで腕の上腕部の筋肉しか使えなくなる、高速で動かすこと難しくなります。
腕を速く走ると実際に歩行でも速くなるのがわかります。
①肘が伸びた状態での走り方
写真①では肘が伸びた状態で走っています。
この状態で走る場合は、肘が完全に伸びた状態ではどうしても胸が完全に
回旋しないことになります。
しかし、この状態では腕を伸ばしているだけで脚を拘束に動かすには至りません。
それを可能にするには、肘を90度程度曲げることがポイントになります。
②高速での腕の振り
写真②では腕を高速で振ることを意識した写真です。
腕を高速で振るには、このように肘を90度程度曲げてコンパクトな振りが
遠心力を抑えて走ることが出来ます。
腕をたたむことでより高速な腕の振りが実現できるのです。
肘の位置が肩の高さまでくることが重要です。
その為には肩が挙上せず、胸椎が伸展していることが必要です。
腕振りをしながら脚の力を出来るだけ使わずに走るトレーニングを行うことをお薦めします。
速く走るにはいかに腕の振りを高速で振ることが出来るか。
しかし、それには肩関節の柔軟性、胸椎の可動性が必要不可欠です。
お子様でも意識を行うことでこの3つの内容を練習すれば脚は誰でも
速くなります。
このようなスキルを知っているかどうかだけの問題です。
是非、速く走れる練習をしませんか。
あなたも速く走れる選手に。
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トレーナー兼コーチ 野島