競泳でのタイム向上には陸上でのトレーニングが不可欠になります。
陸上でいかに軸を作れるか、水の中では大きな負荷が水圧としてかかるために
体幹部のブレはタイムロスになります。
水泳に特化した体幹部のトレーニングが有効になります。
水泳、自由形、バック、バタフライでのタイム向上の体幹トレーニング
水泳で必要になるのは体幹部の安定が求められます。
自由形でもバタフライでも肩関節、胸椎、股関節を動かして進んでいきます。
その根源は体幹部の強さにあります。
肩や股関節、胸椎部分の動きは非常に可動性の高い部分です。
この部分が正しく動かないと実際は自分が思うような動きは出来ません。
特に水泳の場合100m、200mでの後半50mで失速するケースが少なくありません。
これは前半で体幹以外の部分で泳いだ結果、泳ぐ姿勢が崩れていくことが
タイムロスに繋がります。
強靭な体幹力は軸を安定するだけでなく、肩関節や股関節を最後までフルに使って泳ぐことにも
繋がります。
体幹の驚くべき力を活性化しよう
自由型でもバタフライでも水の抵抗で身体の軸を安定させることは簡単ではありません。
特に、スピードが増せばまずほどその不安定な要素は増します。
この水での抵抗を軽減するのが軸を安定させながら身体の柔軟性を保ち
魚のように泳ぐことが求められます。
① 軸を安定させたトレーニング
写真①では四つん這いにて体側の身体を支えて上半身の回旋を行います。
非常に不安定な状態で行うことで水でのなかでの軸安定につながります。
②③体幹回旋トレーニング
写真②③では回旋しながら腕から下、膝から下がつかないように行うトレーニング。
このトレーニングでは自分の軸を回旋しながらも安定させることが重要になります。
水泳ではこのような軸を安定させながら身体を実際に動かせるかどうか、
出来るだけ不安定な要因をつくりながら行うことで体幹を強化することになります。
④⑤ 胸椎可動域トレーニング
胸椎部分は水泳においてどの種目でもとても重要な動きです。
写真④⑤では胸椎の回旋を上昇させるトレーニングです。
下半身は動かさずに上半身の胸椎だけを回旋していきます。
胸椎の可動域が上がることは一つ一つのストロークが大きくなります。
それだけ前方に進む推進力があがることになります。
水泳では水泳に特化したトレーニングが必要になります。
体幹の軸、胸椎の回旋能力、今日はお話しませんでしたが、伸展する能力も
向上することでプールの中で自分のブレを減少させ、また大きな可動性は
力強いストロークの源になると思われます。
是非、水泳に特化したトレーニングで競技力向上に結び付けていきませんか。
水泳でタイム向上、もっと泳ぎ方を安定させたいなどでお悩みの親御様、
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トレーナー兼コーチ 野島