競技選手に必要な筋肉、関節の疲労回復方法とは。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

ジュニア選手の運動能力向上のトレーニングの

asukaジュニアトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

10月も中旬に入り、涼しい日々が続きます。

これからプロ野球ではドラフト会議が。

プロの世界でもコンディショニング調整は必須。

最近はリカバリーともいいます。

疲労回復が競技パフォーマンスを向上させる鍵に。

 


 

競技選手のリカバリー方法について、最近の事情。

 

競技選手には、コンディショニング調整を行うことは

非常に重要です。特にリカバリーと言われる疲労回復には。

この疲労を回復を早期に行うことが身体を次の段階への準備とも言えます。

今日は最近のリカバリー方法をご紹介させて頂きます。

 

①酸素カプセル

②冷水浴

③筋膜リリース

が最近では多くみられます。

以前はマッサージや鍼などもありましたが、

鍼は人によっては出来ない選手もいます、

またマッサージは全身を行うにはトレーナー側の体力的なものや時間が長時間かかり、

即効性で効果をあげるのに非常に専門的な特別な技術が必要になります。

上記の3つは疲労を回復するのに、現在のスポーツで日本代表クラスが

取り入れているリカバリーです。

 


 

リカバリーは出来るだけ即効性が求められている

 

現在の疲労回復には即効性と効率が求められます。

その中で今回は特に代表クラスで取り入れている方法と

私が自分で体験して効果の高いと思う方法をご紹介させて頂きます。

 

①酸素カプセル

酸素カプセルが有名になったのは日本ではハンカチ王子と言われた

早実の斉藤選手が酸素カプセルで疲労回復に使用して話題に。

その後酸素カプセルも改良され、より酸素カプセル自体が

気圧の高めれる商品が出現し現在では、サッカーの香川選手や

プロ野球ではほとんどのチームで導入しております。

疲労回復とケガの治癒力も高まる為に、現在でもリハビリのプログラムの一貫で

当クラブでも導入しています。

 

②冷水浴

ハードなトレーニング、練習では筋肉が熱も持ち、損傷しているケースが少なくありません、

欧米では以前からありましたが、一人用のプールの中に冷水が入っており、

その中に身体全身をつかります。

これは練習直後の行わないと意味が無いため、なかなか現状ではまだ

一般では普及していませんが、身体全身を一気に冷やすことで

筋の損傷を抑えることが出来ます。

また、温度が低いと身体が震えます、これにより、神経内分泌作用を

伴いリラックス効果を高めることに繋がります。

これは研究の結果で明らかになっています。

 


 

筋膜リリースの驚く効果と様々な方法!!

 

③最後に筋膜リリースです。

この筋膜リリースには方法が沢山あり、今回は特に

効果の高い方法をご紹介いたします。

筋膜リリースとは筋肉には筋膜という膜が存在します。

この膜はいわばボディスーツのような物とお考えください。

このスーツの一部分が硬くなると、スーツは全身が繋がっている為に

他の箇所にも影響をあたえ身体の柔軟性の欠如や筋疲労を増長することに

なります。

単にストレッチを行うような以前のような柔軟では

なかなか関節可動性や筋の硬さを解消出来ないことも研究で分かっております。

これを解消するには筋膜への直接的なリリースが必要になります。

まず、自宅等で行う場合は筋膜リリースのグッヅが現在多く販売されております。

筒形の道具等や筋膜ボールに身体を直接的に癒着の強い部分を自分の体重をのせ

動かしていきます。効果はありますが自分で行う為に時間がかかります。

 

次に、筋膜リリースをトレーナーが行う機器です。

ステンレス製の器具で皮膚をこするような感じでリリースしていきます。

非常に効果が高く、時間も短時間で全身を行うことが出来ます。

当クラブでも現在ガビランという器具で行っております。

全米でも多く使用されております。

 

最後にカッピングといわれる吸い玉です。

身体の癒着している部分にカップをあてて空気を抜いていきます。

これは、非常に効果も高く、即効性がありますが

カップステンレス製では無い為、自分専用のを購入する必要があります。

 

このようなリカバリーを週2~3回は行うことで

トレーニング効果を高め、筋の損傷を回復させ筋疲労の蓄積を

軽減します。

スポーツ選手には今後更にこのリカバリーは重要になると

考えます。また、一般の方も日々の疲労回復の為にも

リカバリーを行うことは怪我予防、トレーニング効果をあげる為にも

重要だと思います。

是非、リカバリーを行い、疲労を溜めない健康な身体づくりをお薦めします。

 


 

競技でのリカバリーをお考えの方、

又疲労回復、怪我予防でお悩みの方気軽にお問い合わせください。

asuka-sports.com

asuka-shinkyu@lapis.plala.or.jp

0742-22-0120

asukaジュニアトレーニングクラブ

トレーナー野島

 

 

 

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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