整形外科疾患 変形性膝関節症のリハビリ。足裏の感覚を強くしましょう。

奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asukaトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

先週から新しいトレーナーが加わり

当クラブも若い世代の人が頑張っています。

今はトレーナーという職業が定着し

専門学校た大学でもその道の専攻するコースが

多く存在します。

 

しかし、トレーナーは決して華やかな世界では

ありません。本当にこの道を選ぶなら

覚悟がいるかもいれません。

私は、専門学校時代、恩師の先生に

”スポーツ選手を

みるということは覚悟がいるよ”

といわれました。その言葉の意味は

すこしづつわかってきた気がします。

 


 

今日の投稿は

変形性膝関節症のリハビリについてです。

膝への負担を減らすには、足の裏の感覚を。

 

膝の変形性関節症の原因は、

膝を中心とした生活や

歩行やしゃがむ動作で膝の向きが正しくない

方向で動かされて結果おきるといわれています。

 

しかし、一度変形性膝関節症になると

関節自体はもとに戻ることは難しいと考えます。

しかし、痛みや症状を軽減していくことは

可能です。

その有効だと思われるのは、足裏の感覚です。

母指球、小指球、踵の3点支持です。

この3点できちんと地面を踏む感覚を強めることが

結果、様々な動きの中で膝への負担を大きく

軽減することになります。

 


 

足の裏はセンサーの役目をしています。

足の裏は地面についている唯一の部分です。

この足裏からの感覚を私たちは通じで色々なことを

判断していきます。

足の裏からの刺激が太もも、臀部、腰、背中の

筋を活性させるセンサーの役目をしているといっても

いいと思います。

例えば

img_1968

↑のようなバランスボールで平衡感覚をとる際には

足の裏で先ほどの3点できちんと支持しないと

バランスを失い倒れてしまいます。

Step by step instructions: with your legs and shoulders apart, jump onto the step. (A), (B) Once you land properly on the step get back on the floor. (C)

またこの写真のようにジャンプをするときと

着地の際にも足裏での踏み込みが

きちんと地面に伝わらないと着地の際に

静止することが難しくなります。

 

このように、足裏での感覚をもとに私たちは力の発揮を

おこなうことが出来るのです。

ですので、変形性膝関節症のリハビリの場合でも

この足裏の感覚を研ぐすますことが膝の症状を

大きく変化することに繋がります。

 

 


 

足裏の支持感覚を強めながらのリハビリを。

 

実際には足裏の支持を高めるには

まず座った状態や膝を曲げた状態で

地面を踏むことから始めましょう。

その上で足の裏の内側アーチを意識します。

この状態をできるようになりましたら、

立った状態でも地面を足の裏の3点で

しっかりと踏む練習をしましょう。

どうでしょうか、おこなって頂けばわかりますが、

足の裏を活性することで、立つときや歩く時の

感覚が変わると思います。

 


 

臀部と背筋を使う意識が芽生えてくれば。

 

先ほどの足裏の感覚を養うことが

できれば、筋肉への伝達は全然かわります。

そうすれば、いつも何気におこなう

エクササイズは今まで以上にお尻や大腿部を

意識することができます。

また、歩行、しゃがむ動作には背筋の強さも

必要です。

足裏の感覚を鋭くすることが

膝を構成する筋肉や歩行、しゃがむ動作すべてに

活きてくると思います。

是非、足裏の感覚を意識してみてください。

 


 

変形性膝関節症でお悩みの方、リハビリを

どうすればいいのかわからない方、

気軽にお問い合わせください。

ジュニア期の競技力を向上するためのストレッチ ② 下半身のストレッチはまず股関節の動きから。

膝の変形が進行して痛みがあっても、歩行をしっかり行える方法があります!

上記ブログも参考にしてください。

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トレーナー 野島

 

この記事を書いた人

野島 竜一

あすか鍼灸整骨院/asukaトレーニングクラブ院長兼代表

1971年奈良生まれ、 トレーナー スポーツ外傷専門の治療家/体幹トレーニング専門のフィジカルトレーナー。アスリートから一般の方までに体幹トレーニングにより体が健康になる素晴らしさをブログで発信。

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