奈良市のあすか鍼灸整骨院、
asukaトレーニングクラブの
トレーナー兼治療家の野島竜一です。
今週はクリスマスですね。
もうそういう季節です。
今年もあと10日です。
1日1日を大切に過ごすことを
忘れずに今年も過ごしていきたいと思います。
整形外科疾患シリーズ
五十肩を治すには。
背中の筋を起こしてあげましょう。
背中の筋を起こす、この意味は
2つあります。
まず、背中の筋は普段自分ではなかな使っているか
どうか判断することが難しく、見ることも
難しい。
その意味で出来るだけ背部の筋を活性するという意味
あいがあります。
次に起こすとは、背中はどうしても前に倒れる
姿勢が現代社会では多く、背中が丸くなっています。
それをできるだけ起こす動きをしましょうと
いう2つの意味があります。
背中の筋を体幹部のなかでも一番大きな筋肉と
いれると思います。
ですので本当はもっと活動してほしい筋なのです。
しかし、日常や仕事で身体が丸くなる動作が多く、
背中はあまり活性されずに過ごしています。
その為、肩甲骨は前方に傾き、肩の構造上
腕があがりにくい状態にあります。
↑のような感じです。(イメージとして)
しかし、この動きを改善してくれる
方法があります。
それは背中の筋を使うことです。
背中の筋でお尻方法に肩甲骨を引っ張るような
動きができれば、肩甲骨は正常な位置にもどり
五十肩の症状はかなり改善されます。
痛いときは腕をあげようとしないことをお薦めします。
五十肩になると肩の痛みで
腕があがらないことがあります。
その際には無理にあげようとしないことが肝心です。
無理にあげようとすると、もともと肩甲骨と
腕の位置関係がおかしい為、構造上あがらなく
なっています。
それを無理にあげようとすることで緊張している
筋が更に緊張が高まる可能性があります。
痛みの有る時は、逆に緊張のある筋を緩める
可能性があります。
その為には、痛みの無い方向、例えば
上に腕を挙上できないけど、
ある高さから下に降ろすことをは出来る、
これをきちんと抵抗をかけて行えば
肩の緊張は少しづつですが緩和され
徐々に肩はあがるようになり、痛みも
軽減していきます。
姿勢を正しくする為の背筋強化。
腕があがるようになるにはもう一つ、
根本的な姿勢を改善することが必要です。
それには、背筋を強化するしかありません。
しかし、強化といって何も重たいバーベルで
トレーニングしたりする必要はありません。
自分の体重所謂、自重で十分背筋を強化することは
可能です。
例えば、親指を鎖骨にあてて肘を上方にあげて
いきます。
その際に指を鎖骨部分から離してはいけません。
離すと肩甲骨も上方に移動してしまうので、
指は離さず、肘をあげます、そうすると肩甲骨と
脊柱部分の筋を使っているのがよくわかります。
これを毎日するだけで肩の可動範囲と背中を
一緒にトレーニングすることができます。
肩の可動域を広げ、背部を強化し肩甲骨の
位置を正しい状態に導いてあげれば
五十肩になることはなくなります。
是非、背部を強化することを
お薦めします。
五十肩、肩の痛み、脱臼後のリハビリや
痛みを軽減させたいとお思いの方、
気軽にお問い合わせください。
asukaジュニアトレーニングクラブ
も参考にしてください。
asukaトレーニングクラブ
0742-22-0120
トレーナー野島